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竣工後4年以内のカビ

基礎断熱工法の新築床下のカビが止まらない

注文住宅で建築した新居の床下にカビが発生していることが
増えています。

新築なのにカビが発生するの?と思うでしょう。
これが多いのです。
皆さんも是非新築時の床下のカビの現実を知って下さい。


では、どんな床下にカビが発生するのでしょうか?
それには2つの特徴があります。

1)床下基礎断熱工法
2)床下の通気を無くして密閉状態にする工法

2)の床下の通気と言う意味で、基礎パッキンを吹き付け発砲ウレタンで
通気することを塞ぐのですが、これはやってはダメです。
床下換気システムがあるのならまだしも、何もない状況ではカビが発生
する為の助長を促している様なもの。
この様な工法で新築の家を建てる建築会社の気が知れません。


1)床下の基礎断熱工法は相変わらず人気の様です。
これからもっと人気が出ることでしょう。
床下にも気密性を求めている今の建築業界では基礎断熱工法が人気ですが
カビも非常に発生し易いので湿度対策・カビ対策は必須と言えます。


基礎断熱工法で発生したカビ

この様なカビが大量に発生するようになります。

それでも、床下の湿度対策は考えてもカビ対策は考えようとしません。
建築業界とはおかしな業界です。


基礎断熱工法も含め、新築時から4年間は梅雨時期~9月末まで
床下の湿度が80%を超える様になります。
ですからカビが発生し放題になるのです。


もし、新築で床下が基礎断熱工法だったら床下点検口から臭いを
嗅いでみて下さい。カビ臭さがある様なら危険です!

床下がカビだらけなら、一刻も早く建築業者にクレームを言いましょう。
施主様の大切な役目です。


基礎断熱工法の床下にカビが発生したら防カビ工事を検討下さい。
カビが発生し難い床下環境を作ります。

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