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2015年12月

基礎断熱工法はカビの温床になり易い


今年は、東京都内~京都府まで注文住宅の床下基礎断熱工法の防カビ工事
対応で動きまくりました。

今では、この基礎(内外)断熱工法を採用する工務店や建築会社特にハウス
メーカーのFC店などが勢いを増して採用している現状があります。



注文住宅の床下は次世代省エネルギーと言う名目で基礎(内外)断熱工法
が採用されている家が圧倒的に多くなっているのですが問題があります。

基礎断熱工法はカビの温床になり易い点です。


床下の除湿、換気が重要と分かっていてもその対応策には?と首を傾げ
たくなるものも多く、今後建てられていく注文住宅には危惧しています。


床下の換気と言いますが、床下の空気を室内取り込む方法も採用されて
いる様なのですが防カビ工事専門業者プレモとしては、あまり賛成して
おりません。
何故なら、床下はカビ易く、カビが発生したら大量のカビ胞子が室内に
流入する危険があるからです。



建築の構造も複雑化しています。
木造、重量鉄骨、鉄筋コンクリート、鉄骨ALC板、プレキャストなどの工法も
ありますが、床下についてはかなり端折った説明に終始しています。


床下は家の中でとても重要です。
省エネルギーの家は結構なことなのですが、こんな基礎内断熱工法の床下
も増えて来ていることを知って下さい。



パーチクルボードが床下地の基礎断熱工法の家

床下下地がパーチクルボードで断熱材で覆い被せても、床下の高い湿度
は隙間からパーチクルボードをカビさせるには十分と言えます。

例え換気システムがあっても、細かく内基礎で区切られている家の隅々の
空気を動かすことは出来ません。




基礎断熱工法で密閉型床下のパーチクルボード下地のカビ

床下基礎断熱工法には、密閉型もあります。

多くの注文住宅は、根太レス工法を採用していることが多いのですが
建物の構造によっては、写真の様なパーチクルボード下地を採用して
いる家も悲しいことに増えているのです。


パーチクルボードはMDF建材の一種なので湿気を取り込むとカビが
発生し易くなる特徴があります。


床下は、換気し、四隅の空気が循環し、乾燥している
のがカビ難い条件

なのですが、現在のベタ基礎並びに基礎断熱工法は真逆になって
いるので、床下換気システムなどを導入したりするのですが、機械の
周辺が今度はカビ易いと言う悪循環になり、機械の上の部屋がカビ臭い
と言う状況になるので注意が必要です。


他にも書きたいことがありますが、長くなるので今日はこの辺で。


床下のカビが気になるようでしたら、防カビ工事を是非ご検討下さい。

 

床腐れとカビを放置してはいけない


戸建の床を歩いていると、時々沈み込む床がありますが
長年その様な状況を放置し続けては絶対にいけません。



床の腐れと周辺のカビ


水回りの漏水or結露による水で排水廻りの床が腐って
穴が開きそうな状況です。


こちらの家はこの周辺の床下にカビが発生していました。
ただ、高齢者の御自宅でしたので仕事もされてませんでした
ので防カビ工事が出来なかったパターンになります。


この様な案件少なくありません。

むしろこれから増え続ける一方でしょう。
家をカビ被害から守るのは、出来る人と出来ない人がいる
と言う残酷な現状があります。



このブログを読んでいる方の中に、カビだらけの部屋
カビだらけの床下カビだらけの天井裏を放置し
続けているとカビによる健康被害が発生し易いことをお忘れなく。


建築業界の中にも「カビって健康に悪いのですか?」と
今更ながら聞いて来る方が沢山います。

「何色のカビが健康に良くないのですか?」
「カビはどんな風に健康被害を起させるのですか?」


呆れます。
そう言えば、不動産業界の方も多いのですね。
大工さんなども同じ質問をして来ます。


肺炎/気管支炎/ぜんそく/皮膚炎/肝硬変などが代表的
なカビが原因で罹る病気
になるでしょうか。

そんな病気怖くない!と豪語される方ばかりなら良いの
ですが、どんなに頑健な体をもってしてもカビには負けます。


危険だと察知したら、是非防カビ工事をご検討下さい。
21世紀は微生物の世紀なのですから。

 

大掃除と子供部屋壁紙のカビ


年末の大掃除も佳境を迎えていると思います。
マンションに住んでいる皆さんは、家具を移動して掃除されているでしょうか?


大掃除で問題なのは、家具も移動し難い子供部屋だったりします。
それでも思い切って家具を移動してみると・・・




マンション北側の子供部屋壁紙のカビ

マンション北側の子供部屋壁紙のカビの写真です。


皆さんのお住いに子供部屋があったら窓側に家具を置きっぱなし
にしたり、荷物を山積みにしていませんか?


写真の様な状況だと、カビ臭くて部屋として使えないレベルになる
可能性が特大です。

まして勉強などは集中して出来るはずがありません。


壁紙張替えに伴う防カビ工事をやりませんか?
防カビ工事はカビ発生し難い環境を作ります。

但し、防カビ工事箇所を濡らし続けない様にして下さい。
換気+空気の循環+窓際や四隅の乾燥(除湿)は必須です。
※部屋の壁天井を濡らしにくくするコツだと思って下さい。


是非、ご検討下さい。

防カビ工事専門業者プレモは、埼玉県・東京都を中心に
神奈川県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県の関東一円
に対応しています。

 

湿気が逃げ難い部屋の壁紙のカビ(東京都江戸川区編)


湿気が逃げ難い部屋がマンションに多くあります。

マンションにお住いの皆さんのお部屋、特に北側洋室などは湿気が
逃げ難くありませんか?



窓の結露が酷い。(誰もいないのに窓や枠が濡れている)
冬は寒い。

そう考えると、現時点での解決方法は「内窓」になります。
ですが、内窓を過信してはいけません。


そう、内窓も結露するのです。



酷いマンション北側洋室になると、既存の窓よりも内窓の方の結露
がより一層酷い状況になることすらあるのです。
これは複層ガラス(Low-E)を取付けてもダメなものはダメなのです。


さらに、湿気が逃げ難くなるので(気密性が上がる)魔法瓶の様に
部屋は暖かくなりますが、窓周辺の壁紙はカビて来ます。



内窓を取付けても発生する壁紙のカビ


内窓を取付ける時に壁紙も張替えているにも関わらず、カビが発生
するなんて言うのは防カビ工事専門業者の仕事をしていると非常に
多く目にし、聞き及びます。



湿気の多い部屋は、換気+空気の循環+乾燥が必須です。


壁の断熱補強まで出来れば良いのですが、壁を解体しても普通は
吹き付け発砲ウレタンが壁内になされているので、断熱補強を必要
無しと判断するリフォーム会社が大勢あります。


ですから、換気+空気の循環+乾燥が大切になるのです。


壁紙のカビが酷い状況なら、まず防カビ工事を行ってからの3対策に
なると思って下さい。

壁紙がカビだらけで、上記の3対策を実行してもカビ胞子を撒き散らす
だけですので、絶対にお止め下さい。


まずは、防カビ工事を行い室内をキレイにしてから・・・ になります。


お住いのカビでお困りの時は、防カビ工事専門業者プレモに相談下さい。



 

カビが原因の肺炎患者さんの家と防カビ工事


夏型過敏性肺臓炎に罹られた患者さんの家の防カビ工事を
無事終えることが出来ました。


今回は、リフォームと並行して行いました。
1階の天井に大きな雨漏り跡があり、かなりカビが発生して
いる状況がハッキリ分かりましたので、天井解体等を中心
に地元の工務店さん(大工さん)が行ってくれました。



天井解体後の防カビ工事

コンクリート住宅の天井解体後に防カビ工事を行いました。


何が原因で夏型過敏性肺臓炎に罹られたのか?がハッキリ
しないところではありますが、怪しい場所を広めに防カビ工事
した点は、施主様のご理解があってこそだと思っています。


そう言えば、先日も横浜市内にてカビが原因で肺炎に罹られた
方の御自宅の防カビ工事を行わせて頂きましたが、こちらも
気密性の高いプレキャスト工法の様なお住いの防カビ工事で
したが、こちらも天井のカビが発生していました。


窓を閉めるのを忘れて、雨が吹き込んで来た。
雨漏り後の手当てが遅れた。
カビ臭い。(臭気は個人差があります)
気密性の高い家



これが今回の肺炎患者さんの2件の共通点でしょうか?

気密性の高い戸建にお住いなら、カビ対策に取り組みましょう。

カビ対策として、専門の防カビ工事をご検討なら防カビ工事専門業者
有限会社プレモにお気軽に相談下さい。

 

新築の注文住宅床下ほどカビ易い場所は無い


新築の注文住宅が人気です。
新しい家は気持が良いものです。


ですが、新築の注文住宅の床下ほどカビ易い場所はありません。
注文住宅の新居に住まわれている方で築4年以内の新居でしたら
床下をチェックしてみて下さい。



竣工前の注文住宅床下に発生しているカビ

上記の写真は、竣工前(引渡し前)に発生した注文住宅床下カビ


竣工前の床下にカビが発生しているなどと言う事例があっては
いけないのです。


昔と比べて、今の注文住宅床下は非常にカビが発生し易い造り
になっています。
建築会社も工務店も職人も新築の家の床下にカビが大量発生
するなんて考えていません。

だから、床下点検口が無い家が建ったり、床下点検口が45cm
しかなかったりするのです。


床下に問題があれば、作業するには45cmでは不十分だと言う
ことは建築会社は知らないのでしょうか?


新築の注文住宅の床下工法は複雑化しています。
ですから、施主様にお願いがあります。

是非、1度床下のカビチェックをして下さい。
カビが大量発生しそうだったり、既にカビが大量発生しているなら
防カビ工事が必要になるかも知れません。



場合によっては、一時的な仮住まいを建築会社に用意して頂き
家財を移動させ倉庫の様な場所に保管して頂き、1階の床を
剥がす必要があるかも知れないのです。


それから、1階の床下が密閉型の場合は本当に危険です。
密閉型+1階フローリングにガラリ(通気口)がある場合は
カビによる健康被害があってもおかしくありません。



是非、築4年以内の注文住宅床下のカビチェックを必ずしましょう。

 


 

外壁側に家具を設置すると壁紙がカビます


マンション外壁側に家具を設置すると壁紙にカビが発生することがあります。

皆さんはそういう経験をしたことはありませんか?


もし、壁紙にカビが発生したのなら設置した家具を壁にピッタリ設置して
しまった為に保温材の様な役割を家具が行い、結露で壁紙が濡れるのです。




外壁側に家具を設置すると壁紙がカビる


長年家具を同じ場所(特に外壁側)に設置し続けるのは危険です。
カラーボックスの様な家具であればなおさらですね。


写真の様なカビが壁紙に繁殖してしまったなら防カビ工事の出番です。
防カビ工事は、壁紙張替えも一緒に行います。
防カビ工事は、発生し難い環境を作りますので、防カビ工事箇所を濡らし
続けない様にして下さい。



壁紙の防カビ工事は、埼玉県・東京都を中心に神奈川県を含む
関東一円に対応しています。※壁紙張替えを行います。



壁紙のカビでお困りの時は、防カビ工事専門業者プレモに
お気軽に相談下さい。

 

何十年も張替えていない壁紙のカビ


壁紙を20年~40年張替えていない上にカビが発生している様な
時は、防カビ工事は必須だと思って下さい。


今から10年ちょっと前にシックハウス症候群対策としてF★★★★
なる建材におけるホルムアルデヒド等に対する最上位規格が出来ました。

でも、20年~40年前ではそれもありません。

シックハウス症候群があっても不思議ではないのです。

 

壁紙下地の石膏ボードがもたないようなら交換です。
その上で、カビ対策をしっかり行わないといけません。

 

壁紙を長年張替えていないお宅は、是非知っておいて欲しいと
思っています。

 

 

結露の酷い北側洋室の防カビ工事(神奈川県川崎市編)


神奈川県川崎市にてマンション北側洋室の防カビ工事
を行いました。


今回は、施主様にお願いして地元のリフォーム会社様に壁の解体と
復旧並びに施主様の希望でフローリング工事を行って頂きました。




地元のリフォーム会社様と組んで仕事するのは難しい時があります。
お互いに知らない会社同士なので、ほぼ手探り状態だから意思疎通
が上手く出来ないと言う状況が発生し易いからです。


今回のリフォーム会社様は、その点がメールだけのやり取りでしたが
ご担当者様が経験豊富の方でしたので楽でした。
有難うございました。



川崎市のお客様の北側洋室のお部屋は結露が凄く、カビ発生もかなり
目立つお部屋でした。当然カビ臭も半端じゃありません。
部屋は子供部屋として使われています。



窓の結露で発生した壁のカビ

腰窓の結露が凄いのです。
アルミ枠の結露もガラス以上に凄まじい状況でした。
これが下見時のもの。





腰窓下石膏ボード交換

腰窓下の壁下地である石膏ボードは長年の結露により
石膏ボードの壁内側にカビが発生していると判断して
施主様の希望もあり、解体し交換することになりました。



防カビ工事は、石膏ボード解体時、壁紙を張る前の
復旧時の壁天井などにそれぞれ行っています。



 

防カビ工事完了

窓の結露が酷いので、内窓(Low-E、ペアサッシ)を取付け
ていますが、こちらの仕事も地元のリフォーム会社様の
担当になります。


弊社は、防カビ工事専門業者に徹して内装の壁紙張り
と防カビ工事のみ担当
しました。


ここで重要なのは、意味無く壁下地である石膏ボードの
交換を
行っていない点
です。

次に、防カビ工事を細かく分断して行っている点。

最後に、内窓を取付けても天井に結露が発生しないと
確認を
している点が重要
なのです。



結露の酷いマンション北側洋室は、子供部屋や開かずの間
あるいは納戸代わりの部屋になりがちです。

一度キレイにリフォームすると、今度は維持をしようと心掛け
るようになりますので、カビも発生し難い様になると思って
います。


防カビ工事だけでなく、時には臨機応変に対応することが
防カビ工事専門業者プレモの責務だと思っています。


お住いのカビでお困りの時はお気軽に相談下さい。

 

押入れボードの防カビ工事


押入れボードの防カビ工事を行いました。

押入れボードは、新築でもリフォームでも採用されるケースが増えていますが
非常にカビ易い建材ですので、見た目だけにとらわれては絶対に後悔すること
になりますので、ご注意下さい。


 

押入れボード防カビ工事前のカビ

押入れボード防カビ工事前のカビ

押入れボード防カビ工事後

押入れボード防カビ工事後

押入れボードは、水分に弱いのです。
押入れボードに防カビ工事をすると表面のプリント材が剥がれるのです。
(見た目もよろしくない状況になります。それでも防カビ効果を持たせるため
には仕方ないところですが)


防カビ工事は水分を大量に使用します。
結露も水分です。


カビが深く浸食している場合、押入れボード表面にカビが付着しているだけ
に見えるかも知れませんが、押入れボードは表面が薄いプリント材で中身
は石膏ボードなのです。




水分に弱いのは石膏ボードの常識です。
仮に、耐水ボードを利用するともっと癖が悪くなります。
耐水ボードにもカビは発生し侵食していきます。


耐水ボードだから、防カビ工事がとてもし難いのです。
防カビ工事を生かす為に、耐水ボードの表面を剥がすこともあり得ます。



それなら、押入れボードを交換すれば良いでしょ?となります。
実際に交換するために剥がすと、吹き付け発砲ウレタンが壁内部にあり
断熱補強は出来ないケースが少なくありません。

押入れボードが新しくなるだけです。
つまり、またカビが発生して来るのです。


理想は、交換して防カビ処理でしょう。
お金がかかりますが…

 


皆さんならどうしますか?
私なら見た目よりも防カビ効果を生かす方を選択します。
後は濡れ難くするための努力をしますが、如何でしょうか?


写真の様な状況になることは十分に推測されますので、防カビ工事前
になるだけ説明することに努めています。


押入れボードのカビでお困りの時は、防カビ工事専門業者プレモに
お気軽に相談下さい。
年内の防カビ工事はまだ可能です。