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2016年4月

屋根裏断熱の結露は怖い


過去にも見たことがありますが、「屋根裏断熱の結露」によるカビは
本当に厄介だと思っています。


最大の原因は、屋根の厚みになるでしょうか。
野地板→断熱→天井下地材(主に石膏ボード)→クロス壁紙仕上げ
という順番になるのですが、野地板と断熱の気密が一気に上がる
ので結露してしまうと思っています。
もっと余裕があればいいのですが、高さ制限があるため室内の
高さを優先するために、床下と天井が犠牲になることがあります。



屋根の結露が意外と多い

屋根の野地板結露は意外と多いのです


設計段階でこのような結露を想定しないといけないのですが
一級建築士の皆さんは、結露を考えいるのでしょうか?
24時間換気があるから大丈夫だと思っていませんか?


カビが発生していたら防カビ工事をしましょう。
カビを死滅させてカビが発生しにくい環境を作ることが肝心です。


その後、屋根裏に断熱を施してまた結露したら意味ありませんが。
新築の家は要注意ですね。
※例えば、3階ロフトが異様に暑い!と感じるなら、結露している
可能性があるかも知れません。


下地の合板などが結露で腐る前に対応しましょう。


カビで困ったときは、プレモの防カビ工事をご検討下さい。

 

新築床下基礎内断熱工法に発生するカビ


築3年以内の新築戸建て床下にカビが発生することが増えて来ました。

おそらく、4月は新居に引っ越しされる方が多いので床下からのカビ臭
で1階の部屋が使えなくなるケースも少なくないと思います。


床下が基礎内断熱工法の場合、床下にカビが発生する事例は少なく
ないと思います。


新築戸建て床下基礎内断熱工法のカビ
新築床下基礎内断熱工法に発生したカビ



床下の気密性を上げ、床下を部屋の1つ同じようにする考えでは
床下の換気が特に重要になります。

※機械式での換気システムの場合、細かい場所の空気が動きにくく
なるのでカビが発生しやすい欠点があります。
※密閉型では、床下の空気が動かなく換気が出来ないのでカビの
温床になります。(フローリングに通気口を設けるの工法は危険です)



新築の家で1階がやたらとカビ臭い!と感じたら床下のカビを疑って下さい。
早い時期の発見と防カビ工事が必須です。



プレモの防カビ工事は多くの床下のカビに対応しています。
新築戸建ての床下のカビでお困りの時は、プレモの防カビ工事をご検討下さい。

※床下防カビ工事には施工条件があります。
1)床下高が低い家は施工不可です(35cm未満)
2)床下が動きにくい施工(鋼製束が大量にあるケースや複雑な造り)
では施工出来ないことがあります
3)人の体や手が入らない箇所の施工は不可です


新築戸建て床下防カビ工事は、埼玉県・東京都・神奈川県を中心に千葉県を含む関東一円に対応しています。
新潟県・長野県・山梨県・静岡県・愛知県の床下にも対応しています。

 

外壁ALCの押入れに発生しやすいカビ


外壁ALCの戸建てや集合住宅は数多く建てられています。


築年数で言えば、築25年ほど前の建物は外壁ALCの部屋内側に
断熱材が施されていないので、気密性が高いわりに結露しやすい
のが特徴的な建物になっています。


断熱効果が薄い当時の外壁ALCの建物です。
温度差で結露するのは当然です。
当時の建物は、換気の考えも今と比べると比較にならないくらい
至らないことが多く、どうしても湿った空気が停滞しやすい環境に
なりがちです。



暖房器具もガスを利用していることすらあるかも知れません。
石油ファンヒーターもありでしょう。

外壁側の壁が濡れるのは当然です。

ですが、今から改修工事するには費用がかかり過ぎます。
このような外壁ALCの建物において、カビはかなり高い確率で
発生してしまいます。

改修工事は出来ないが、カビは何とかしてもらいたい!
そういう気持ちの施主様が多いでしょう。


 

外壁ALCの建物押入れのカビ

外壁ALCの建物の押入れに発生しているカビ



押入れは特に危険です。
押入れはカビだらけになる可能性が一番高い場所と言っても
間違いではありません。


このような時は、生活の仕方を変えながら防カビ工事でカビが
発生しにくい環境を作るしか方法がありません。




外壁ALCの建物内で発生したカビでお困りの時は
プレモの防カビ工事をご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に千葉県を含む関東一円
に対応しています。

 

内窓とコンクリート下地のカビ


4月中旬過ぎですが、窓の結露・壁天井の結露は続いています。

朝の気温が10℃前後、日中が20℃以上の日は結露が朝方に
結露が発生しやすいのでご注意下さい。


防カビ工事を行った皆様も、防カビ工事箇所を濡らし続けない
対策を継続して下さい。
どんな防カビ工事をしても「防カビ工事箇所を濡らし続けると
防カビ効果が弱くなります
」カビが発生しやすくなることになりかね
ませんので宜しくお願いします。



窓の結露が激しいから内窓を取り付けた方が多いのですが
結露が止まったか?と聞けばNO!と答える方がいるのも事実です。

 


内窓Low-Eと樹脂枠に発生する結露

内窓Low-Eと樹脂枠に発生する結露




内窓を取り付けるのもギャンブルと言わざるを得ません。
内窓を取り付けて部屋が暖かくなるのですが、結露が止まらない
となると、どうしてもコンクリート下地の壁天井が濡れて来ます。



コンクリート下地に発生したカビ

コンクリート下地に発生したカビ



写真の様なカビがコンクリート下地に発生したら要注意です。
局所的な湿度が半端じゃありません。
85%以上あるはずです。


換気と空気の循環、そして除湿(乾燥)を意識的に行って下さい。
カビが目視出来る様なら、防カビ工事をお勧めします。

防カビ工事後の予後(管理)が大変ですが、カビが発生しているまま
空気の循環を行うとカビ胞子をまき散らすことになりますので、その
前に防カビ工事でカビと縁を切りましょう。


クロス壁紙下地のカビでお困りの時は、プレモの防カビ工事をご検討下さい。

 

珪藻土を生かす防カビ工事は難しい


珪藻土を生かす防カビ工事は難しいと断言します。


どんなにテクニックのある人でも珪藻土に防カビ工事を行えば
加水分解における珪藻土の自然落屑を防ぐことは出来ないと
言い切れます。



人によっては、珪藻土に防カビ工事を行うと「ボソボソ」になる
と言う表現をすることもあるでしょう。

厚みが2mm無い珪藻土に対して殺菌消毒と防カビ施工を
行うと言うのは、最低2回~3回の加水を行うことになるので
その都度乾燥させても、珪藻土に含まれている混ぜ物と私が
呼んでいるバインダー(糊・セメント・骨材など)の中の糊が分解
してしまうので珪藻土が粉(パウダー状)に戻り落屑しやすくなる
状況を防ぐことが出来ないのです。




これが今まで珪藻土を生かす防カビ工事を避けて来た理由の1つ
なのですが、もう1つ理由があります。

それは、珪藻土下地からのカビです。
こればかりは、掻き落として下地に対して直接防カビ工事を
行わないといけません。


珪藻土表面の防カビ工事では、対処し切れない点をご承知下さい。


それらの点を踏まえ、それでも今の珪藻土に未練がある方。
珪藻土に固執したい方は、自然落屑する点を理解してからにして
頂ければと思います。





腰窓下壁の珪藻土のカビ

腰窓下壁に発生している珪藻土のカビ写真です



上記の写真の珪藻土のカビはかなり進行しています。
お客様の広く深い理解で、この珪藻土に対して今までとは
違うアプローチを試みることになりました。


新しいアプローチを試みても自然落屑を避けることが出来ない
可能性も否定出来ません。
ですから最低1ヵ月は様子見をしたいと思っています。
あくまでも出来ればの話になります。



皆さんに知って頂きたいのは、厚さ2mm未満の珪藻土の
カビを防止する防カビ工事を実行するのは非常に難しい
点があると言うことです。

また、珪藻土を厚く塗れば良いだろう!と思う方もいるでしょう。
例えば5mmにしても同じことなのです。
珪藻土の自然落屑は避けることが出来ないでしょう。

本来の目的は、カビを防止することなのです。
その為に、自然落屑を起こしては本末転倒な気がするのは
私だけでしょうか。


新しい試みで珪藻土の防カビ工事に光を灯したいと思っています。
それでもダメな時は、今まで通り掻き落としてクロス壁紙
仕様に変更する方法
を選択するようになると思います。

 

カビ臭い部屋は健康に良くないのか?


カビ臭い部屋は健康に良くないのでしょうか?


住んでいる方が言うのも如何なものか?と思いますが
建築不動産会社の皆さんが言うとなると話が変わります。


カビ臭い!= 目に見えないカビ胞子が大量に空気中に飛散して
いる状態になります。
通常で、1㎥で300個ほどのカビ胞子が飛散しているとすると
カビ臭い部屋は1㎥で1000個前後のカビ胞子が飛散していると
推測して下さい。
※数字を書かないと分からないと思いましたので書きました。
上記の数字はあくまでも目安ですのであしからず。


カビ臭い部屋で生活し続けると、呼吸器系がカビでおかしくなる
と思って下さい。

咳・気管支炎・ぜんそく・肺炎などなど。
皮膚系もおかしくなります。
痒くなる・・・ アトピーの様な皮膚炎になる可能性もあります。

これ以上は書きません。
脅かしているように見えますので。(苦笑)



そこで!カビ臭い部屋には数々の工事があるのですが
徹底的なダブル殺菌消毒と防カビ施工で
カビ臭い部屋を住める部屋にすることが
可能になります。



カビ臭い部屋には徹底的な防カビ工事を

徹底的な防カビ工事でカビ臭い部屋も住みやすくなります。


カビ臭い部屋でお困りの時は、プレモの防カビ工事
をご検討下さい。
カビ臭い部屋でお困りの皆様からの問合せお待ち
しております。



埼玉県・東京都・神奈川県を中心に千葉県を含む
関東一円に対応しています。

 

小規模防カビ工事お請けしております


小規模防カビ工事を積極的にお請けしております。


小規模防カビ工事とは、職人を呼ばなくていい
防カビ工事になります。


小規模防カビ工事は、埼玉県・東京都・神奈川県を
中心に千葉県一部地域にのみ対応しています。

 


6帖壁天井のクロス壁紙表面の防カビ工事
※カビの繁殖状況にもよります。

6帖和室畳防カビ工事

間口1間(襖2枚の大きさ)の押入れ防カビ工事
※べニアなどが結露で大きく傷んでいない条件が付きます。


他にも細かい小さな防カビ工事もあると思いますが、代表的な
防カビ工事を挙げてみました。

この規模であれば、一定以上の金額を超えないので比較的
依頼し易い工事だと言えます。
※移動距離により、移動交通費が別途かかることをあらかじめ
ご承知下さい。


住まいのカビで困った時はプレモ防カビ工事を
ご検討下さい。


 

 

カビ臭の激しい洗面所防カビ工事


東京都世田谷区にて洗面所防カビ工事
が終わりました。


今回の洗面所はカビが大量発生しカビ臭が半端ない状況で、その場に
いても咳き込み始める様な劣悪な環境でした。

カビ臭などの臭気は個人差がありますので、カビ臭が感じにくい方が
いるのも事実です。


それでも、カビ臭が健康に良いことはありませんので
片手間な対策
ではなく専門の防カビ工事が必須と
言えるでしょう。



 

洗面所に発生したカビ

洗面所に発生したカビ

クロス壁紙下地防カビ工事後

クロス壁紙下地防カビ工事後

クロス壁紙張替え完了

クロス壁紙張り完了後


 

狭い場所(洗面所やトイレ、押入れやクローゼットなど)にはカビが発生
し易いので、事前のカビ対策は必須ですが「カビが発生しない」のが
建築不動産業界の常識になっています。

如何に一般の方と常識の差があるのか?がお分りになるでしょうか。



カビ臭などで健康を害す前に、プレモの防カビ工事を
お勧めします。
超強力なダブル殺菌消毒でカビを滅菌し、再発し難くさせる
防カビ施工を行います。

クロス壁紙張替えを何度も行う状況でしたら是非ご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に千葉県を含む関東一円
に対応しています。

マンション洗面所に張るクロス壁紙を間違えるとカビだらけになる


マンションの洗面所にクロス壁紙が良く張られています。

クロス壁紙は種類が多く、選択を間違えるとカビだらけになることが
ありますのでご注意下さい。


クロス壁紙で人気なのが「機能性クロス壁紙」です。
中でも女性に人気なのが汚れが拭けるクロス壁紙です。

表面がフィルムラミネートなどで加工されているのですが
通気性が悪いので、残念なことに汚れが拭けても下地に
湿気が溜まりカビの温床になることがあります。



汚れが拭けるクロス壁紙のカビ

表面に付着したカビコロニー(集合体)は拭けば良いと思いますね。
でも、再発するのです。

 

洗面所は手を洗ったり、シャンプーをしたりしますから、水はねが
あり壁が濡れてカビが心配だから汚れが拭けるクロス壁紙を採用
あるいは、リフォーム会社から勧められるケースがほとんどだと
思います。


リフォーム会社営業担当も汚れが拭けるクロス壁紙がカビ易い点を
知らないのでしょうか?

カビ臭も半端なく発生しますので、別の手段で洗面所の壁の水はね
対策を考えましょう。


カビコロニーやカビ臭が酷い時は、プレモの防カビ工事をお勧めします。
マンション洗面所のカビでお困りの皆様からの問合せお待ちしています。



埼玉県・東京都・神奈川県を中心に千葉県を含む関東一円に対応しています。

 

 

珪藻土を塗った後のカビリスクを事前説明するべき


珪藻土はカビ易い。


腰窓下壁珪藻土のカビ
腰窓下壁の珪藻土に発生したカビ写真



珪藻土を利用してリフォームを予定されている
皆さんはご注意下さい。



施主様が珪藻土を採用したがってもカビが発生するリスクを施主様に
お知らせしないといけません。
それが建築会社・工務店・リフォーム会社や一級建築士の仕事だと
思っています。

実際は、施主様が希望するならそれをそのまま叶えるのが仕事に
なっていてリスクをどこまで言っているのか?不明です。


また、リフォームする際に建築会社や一級建築士などは自分たちが
手掛けた建物や部屋にカビが発生したことは1度も無い!と豪語する
方々がいますが、そんなことはあり得ません。

カビが発生するリスク、カビが発生した後の対処方法を話しておくべき
だと思っています。



カビリスクを事前説明するのは必須です。
そうすることで、施主様の建築会社もしくは一級建築士に対する信頼度
が高まると言うものです。

その前に、珪藻土を採用してはいけませんが。

ちなみに、クロス壁紙が嫌で様々な調湿効果のある
練り壁、塗り壁、塗装用クロス壁紙下地などを利用
するとカビが止まらなくなりますので採用する際は
今一度ご注意下さい。

※塗装用クロス壁紙下地などは防カビ工事不可になります。
壁を解体するつもりで、塗装用クロス壁紙下地の上にコンパネ、べニア
あるいは石膏ボードを張るくらいの考えが無いとカビ発生には対処
出来ない時があります。
(この件については別のブログで書きます)



防カビ工事専門業者プレモでは、珪藻土にカビが発生
したら、掻き落として下地に防カビ工事し、クロス壁紙に
仕様変更しています。

今の珪藻土に未練がある、こだわりがある方はプレモの防カビ工事は避けて
頂ければと思います。


珪藻土は健康に良い!と言うのが営業トークです。
でも、珪藻土にカビが発生すると半端ないカビ臭で健康に
悪い環境になります。
皆さんはどちらを選択しますか?