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2016年9月

【基礎内断熱工法とカビ】通気し難い床下にカビが発生するのは当然


2020年に向けて断熱材をふんだんに利用した新築の家が増えるそうです。
つまり、断熱材をふんだんに利用するとCO2削減になると判断されて
補助金が出るとの話を聞きました。

しかし、断熱材をふんだんに利用した家は通気がし難い床下になるので
カビが異様に発生し易くなります。



基礎内断熱工法で発生した氷柱のようなカビ

基礎内断熱工法で発生した氷柱のようなカビ


湿気が逃げない基礎内断熱工法では、漏水事故などが発生すると
目も当てられない状況になります。
上記の写真がその一例です。


実は、今月上記の写真のようなカビの発生している新築戸建てに
遭遇しました。
上記の写真のようなカビは防止するのが極めて難しいのですが
カビを止める専門業者としては、かなりハードルが高いのです。


基礎内断熱工法は、本当に困った床下工法です。
このような工法を推奨している国は何を考えているのか分かりません。


何とか知恵を絞って、カビ発生を防止すべく頑張りたいと思います。

 

 

【秋黴雨と珪藻土のカビ】秋になりカビが一気に発生して来た


秋の長雨(秋黴雨と書き「あきついり」と読みます)のせいで珪藻土に
カビが一気に発生して来た。
と言うお客様の下見が続きました。


プレモでは、珪藻土は大きく2つに分類出来ると思っています。
1)柔らかい珪藻土
2)固い珪藻土

1)は今の珪藻土を剥がしてクロス壁紙に張替える際に防カビ工事
を行う
パターンです。

2)は今の珪藻土の表面に防カビ工事することが可能なパターン。

見分ける方法は、爪を軽く立ててみると分かります。
爪痕が残る場合は、1)でビクともしないのが2)になります。


それにしても珪藻土を採用する家って多いです。
何で珪藻土なの?と疑問視したくなります。



珪藻土天井のカビ

珪藻土天井に発生したカビ


珪藻土はカビ易い建材です。


珪藻土は、防カビ工事しようと剥がすのも一苦労です。
養生しても様々な場所が粉だらけになります。


珪藻土は剥がし張替えを前提に塗られていません。
珪藻土にカビが発生すると本当に厄介です。


カビ臭い咳込む部屋や住まいにする前に、今の珪藻土を
あきらめて、クロス壁紙に仕様変更することをお勧めします。

 

 

床上床下浸水後の防カビ工事(東京都多摩地区編)


東京都多摩地区にて台風9号の影響で床上床下浸水後
防カビ工事をすることになり、今日は初日です。



床下浸水後の状況

床下浸水後の状況です


カビは入り組んだ場所に発生していました。
他にも放置していたらカビが発生するだろうと推測出来る
場所が幾つかありました。


一番厄介だったのは写真のような汚れです。
床下断熱材の全てに付着していた汚れを除去するのは
カビ除去(カビ取り)よりも大変でした。


一つ気になったのは、思っていた以上にカビが少なかった点です。
基礎パッキン工法の床下でしたので、乾燥が早いことが理由として
考えられます。

床下高が45cm以上あり、通気する床下で
床下侵入口が60cm角の家は床下がカビ難いと
言えるでしょう。

今の家は、床下にも断熱材をふんだんに利用しているケースが多く
間違った手法を採用しています。
だからカビ易いのです。

新築で竣工したばかりの家の床下がカビだらけと言うこともある
くらいなのです。(カビだらけの家を渡されても…)


戸建てに住んでいる皆さんの家の床下は通気してますか?
床下高は如何ですか?床下侵入口は60cmありますか?

何かあったら床下の防カビ工事がし難い造りは良くありません。
建築会社などと相談して良い床下にしてみては如何でしょう。
出来ることは限られて来ますが、それでも相談するのが大切です。

 

【和室カビ臭】ダブル殺菌消毒と防カビ施工で消える


東京都目黒区にて和室カビ臭の防カビ工事を行いました。


和室の壁が非常にカビ臭いので施主様が防カビ工事を選択して
くれました。



カビ臭い石膏ボード殺菌消毒中

カビ臭い和室壁の殺菌消毒中



今回は、クロス壁紙仕上げまで行わないので石膏ボードの厚紙
を剥がすことが出来ません。

ダブル殺菌消毒の量を多めに、長めに行いカビ臭を消す作業に
取り組みました。(その後、防カビ施工をしています)


結果、カビ臭い和室壁のカビ臭が消えました。
施主様にも確認して頂きました。
喜んで頂き、ホッとしました。



明日からは、東京都多摩地区にて台風9号の影響で床上床下浸水
被害に遭われたお客様の床下防カビ工事です。

頑張ります。





 

【新築の床下】鋼製束などが錆びるのは問題だ


新築の家の床下に潜ると鋼製束が錆びていることがあります。
基礎内断熱工法を採用している床下は特にその傾向が強く出ます。



新築の床下鋼製束が錆びてはダメ

新築床下の鋼製束が錆びては話になりません


床下鋼製束が錆びるのは、床下の湿度が異様に高く、空気が動いていない証拠です。
つまり、防カビ工事しても床下の造り自体がカビを応援している
ようなものです。

だからと言う訳ではありませんが、防カビ工事してもカビを防止
し続けるのが非常に難しい時があります。
これは、いい訳ではなく事実です。


床下は、侵入口が60㎝角あり、侵入し易く、各部屋に移動出来て、床下高が45㎝以上あり、通気してくれる床下が一番なのです。

そのような条件が整っている床下は家が健康的とも言えるでしょう。


皆さんのご自宅は如何でしょうか?

 

【建築中の床下基礎内断熱工法】雨水が流入するとカビが発生する


秋の長雨の一段落しましたが、先週の長雨で建築中の家の
床下はどのような状況になっているでしょうか?



建築中の家の床下が基礎内断熱工法を採用し、雨水が流入する
ようなことが発生するとカビが大量に発生することになりかねません。

 

建築途中の床下基礎内断熱工法に雨水が流入

建築途中の基礎内断熱工法の床下に雨水が流入

 

建築途中から床下にカビが発生

建築途中の基礎内断熱工法の床下にカビが発生


今の家の床下は塞ぐのが早い。
早すぎると言っても過言ではありません。

まして、基礎内断熱工法の床下は湿気が逃げないのですから
ベタ基礎などからの湿気が床下に充満しています。

酷い時は、建築途中から上記の写真のようにカビが発生します。
かと言って、カビ対策を何かしてくれる訳ではありません。
浴室用カビ取り剤の類似製品などでカビを拭き取り終わるのが
関の山です。


カビ対策も問題ですが、もっと問題なのは家を建てる期間と季節です。
梅雨から夏にかけて家を建てている施主様で、床下が基礎内断熱工法
を採用しているならカビに注意しないといけません。

竣工して引っ越して生活し始めたら、「カビ臭い新居」になる可能性
が高くなります。

また、建築期間が通常よりも長くなる時は、床下換気システムなどが
稼働するまで時間がかかりますから、湿気が溜まり込み最悪のカビ被害
に遭遇する可能性があります。


床下基礎内断熱工法にはくれぐれもご注意下さい。




 

納戸代わりの部屋の防カビ工事が終わりました(東京都荒川区編)


東京都荒川区にて行っていたマンション一室の防カビ工事
を終えることが出来ました。


納戸代わりの部屋がカビだらけになっていましたが、納戸代わりの部屋
として使うには惜しいと感じるほどキレイになりました。




北側洋室納戸代わりの部屋のカビ

マンション北側の納戸代わりの部屋のクロス壁紙のカビ

 

マンション北側の納戸代わりの部屋防カビ工事後

マンション北側の納戸代わりの部屋の防カビ工事後
 


クロス壁紙下地である石膏ボードにカビは大量発生していました。
詳しくは22日のブログを見て下さい。


懸念されていたカビ臭も消え、無事に部屋を使うことが出来ます。


納戸代わりの部屋のカビでお困りの時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に
対応しています。

 

【台風9号で浸水事故】床上床下浸水後の防カビ工事


台風9号が8月22日頃を中心に多大な被害を出ました。

それから、約1ヵ月以上経過した来週床上床下浸水被害の
戸建床下防カビ工事
を行います。

1ヵ月かかりました。
水抜きと乾燥などを行って頂きながら、家具などの拭き掃除
やら被害に遭われた物の撤去や廃棄処分を行っていると
やはり1ヵ月はかかります。(それでも早いくらいです)



台風9号で床下床上浸水被害の床下カビ

台風9号で床上床下浸水被害に遭われた戸建床下のカビ


床下の水抜きが行われても木部の含水量は高いままです。
結果として、カビが木部に発生します。

こうなると、防カビ工事の出番しかないと思っています。
カビ胞子が床下中に蔓延している可能性が高いので
しっかり殺菌消毒と防カビ施工を行いたいと思います。

再発し難くするために、乾燥作業もしっかり行うつもりです。
※この乾燥作業が重要なのです。


時間はかかりますが、3日間かけて床下防カビ工事を
来週行いたいと思っています。

 

 

【床下の厄介なカビ】建築会社と防カビ工事専門業者では見解が違う


床下のカビは下見が必須です。

下見させて頂けない遠方の現場や日程調整が難しい現場などでは
床下状況を建築会社様から聞いた上で防カビ工事することが多い
のですが、その多くはかなり違っていることがあります。



基礎内断熱工法の厄介なカビ

基礎内断熱工法の厄介なカビ(カビ繁殖し始めの状況)


建築会社様では殺菌消毒の必要性を強く感じていないことが
多く、防カビ工事専門業者を呼んで頂く前には現場監督中心に
殺菌消毒らしきものを行っているのが実情です。


殺菌消毒には段階があります。
それすら知らない社員さんや職人さん達が殺菌消毒するのですから
カビは簡単に再発して来ます。


少なくとも社員さんや職人さん達が行う殺菌消毒だけでカビが止まり
続けることはありません。

また、殺菌消毒が必要な場所に殺菌消毒を行っていないことが
あります。徹底的な殺菌消毒は必須です。



写真のようなカビは厄介です。
繁殖力が強いので、下手な対応をしていると再発します。

床下の防カビ工事は、まさしくカビとの戦争です。
カビが勝つか!こちらが勝つか!になります。


但し、床下の工法が基礎内断熱工法なら話は変わります。
かなり強力的にカビ発生を支援しているような造りになっているので
防カビ工事してもカビが再発する恐れがあります。
※基礎内断熱工法は、空気の流れが止まり続け梅雨頃から夏過ぎ
くらいまで湿度が高いのが特徴で、カビ発生の環境には非常に適して
いるのが特徴です。


このような厄介なカビが基礎内断熱工法のあちらこちらに見られます。
これから新築を建てる皆さんは、是非基礎内断熱工法の床下だけは
お止め下さい。
カビが発生したら本当に止めるのが難しい環境なのです。

納戸代わりの部屋の防カビ工事(東京都荒川区編)


東京都荒川区のマンションにて納戸代わりの部屋の防カビ工事
を行っています。


マンションに納戸代わりの部屋が多いのは収納スペースが極端
に少ないから… と同時に捨てられない方が多い事実もあります。

多くのマンションは、クロス壁紙で壁天井が覆われています。
納戸代わりの部屋の場合、クロス壁紙下地までカビが発生している
ことが多く、カビ臭も酷いので困ります。


納戸代わりの部屋は放置し続ける訳にもいきませんので、どこかの
時点で防カビ工事することをお勧めします。


 

納戸代わりの部屋防カビ工事前

納戸代わりの部屋防カビ工事前

納戸代わりの部屋防カビ工事後

納戸代わりの部屋防カビ工事後

 
上記の写真は、クロス壁紙下地である石膏ボードにカビが発生
していた事例です。


防カビ工事を行うと、全てとは書きませんが空気が一変すること
があります。


納戸代わりの部屋のカビでお困りの時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に
対応しています。