ホーム>ブログ>竣工後4年以内のカビ>床下基礎内(外)断熱工法はカビ易い
竣工後4年以内のカビ

床下基礎内(外)断熱工法はカビ易い


築3年以内の新築戸建で床下が
基礎内(外)断熱工法の場合カビ
易いので点検をこまめにすること
が必要です。


今の家は、気密性が求められます。
ところが、気密性を考えるあまり
通気してナンボの床下まで気密性
を上げるために、カビ易くなる事態
まで考えて家を建てていないのです。

床下について書けば…
基礎内断熱工法
・建物外周の基礎(コンクリート)部分
の建物内側に断熱材を取付けたり
吹き付け発泡ウレタンを吹いたりする
パターン。
フローリング下の構造用合板の下には
断熱材が貼られていないのが常。

通気しない床下なのですが、床下換気
システムを導入する建築会社もあるの
ですが、目詰まりなどが多く問題の
ケースが多いようです。

基礎外断熱工法
・建物外周の基礎(コンクリート)部位
の外側に断熱処理を行っている。
外断熱を導入しているor特殊な床下
断熱工法を導入している建築会社に
多く見られます。

こちらも床下と外気の通気が無いので
湿気がこもりやすくカビ易いのが特徴。



床下基礎外断熱工法のカビ
床下基礎外断熱工法のカビ

何度も書きますが、床下は通気してナンボ。
間違っていますでしょうか?

建築会社は自分たちの工法が正しいと考え
るのは勝手ですが、間違いを認めようと
しない傾向が非常に強いのです。

自宅(新築の家)の施主様やご家族が可哀そう
に思えて来ます。


もう少しだけ書きます。
カビが床下に発生した場合、費用をかけたく
ないのも建築会社の常識。

下請け業者、協力業者に作業させるのですが
賢い施主様は、疑問を呈します。

「それで良いのか?」

カビを真剣に考える施主様
何とかその場を乗り切ろうとする建築会社
その差はデカいと言わざるを得ません。

どちらが正しいと思いますか?



カビは殺菌消毒して出来るだけ漂白脱色
させた上で死滅させないといけません。
面倒ですが、プレモではダブル殺菌消毒
を床下に行うこともあります。


次に、カビの発生をし難くさせるカビの
発育阻害環境を作る防カビ施工をします。


時間も費用もかかります。

これを建築会社は嫌います。
安く早くが大事なのです。
※カビ(真菌類)を軽視しているのは
建築会社としては失格です。

だから相談を受けても仕事になる確率が
極端に低い。


今の建築業界には大いに疑問を感じざる
を得ません。

築3年以内の床下のカビにご注意下さい。
特に、山形県・新潟県・長野県・山梨県
茨木県・栃木県・群馬県の皆さんは要注意
です。

床下基礎内(外)断熱工法を採用している
建築会社が多いためです。

宜しくお願い致します。

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.premo2003.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1636