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2018年10月

在来浴室からの漏水事故にご注意下さい


タイル張りの在来浴室の漏水事故
にご注意下さい。


タイル張りの場合、タイルのひび
割れで壁内に蒸気が回ったり
お湯が入り、壁内側の石膏ボード
や木材がカビてカビ臭の原因に
なることがあります。

※浴室の隣室のカビ臭が気になる時は
壁内のカビが原因になることも。


そして、もう1つ。
排水溝からの漏水事故です。
これがなかなか難問だったりします。

直したつもりが直していなかったり
しますので厄介なんです。


床下から見た在来浴室の漏水
床下から見た在来浴室の漏水


青丸を拡大すると…



漏水により発生した木材腐朽菌
漏水により発生した木材腐朽菌


上記写真のような状況になると木材の
腐り方が深刻になります。

見た目が問題無くても中身がスカスカ
になることもあります。


長年、在来浴室をご利用している方は
一度床下からでも浴室の漏水事故に
注意下さい。

宜しくお願い致します。

 


 

入居者のカビ発生の責任を考える


賃貸住宅でカビ発生問題が多い
ようです。

カビが発生すると管理会社などは「住み方
が悪いからカビが発生した」となります。

入居者は、カビが発生しだしたら管理会社
や大家さんに連絡する義務があります。
管理会社や大家さんは、すぐに動いて対応
しなければいけません。

ですが、カビについて言えば管理会社の
動きが悪すぎます。

一般の賃貸住宅の場合でカビ発生状況が
酷過ぎる場合は、入居者の善管注意義務違反
を問われても不思議ではありません。

建物の造りが問題になるケースもあります。
それが〇営アパートなどが該当します。



左官天井のカビ
左官天井のカビ


3階建ての3階などで生活すると天井の厚み
が薄いことがありますので、夏はクソ暑く
夜中まで部屋の暑さが抜けきらない時が多々
あるのです。

そんな建物の造りだからカビが発生しても
おかしくありません。


そしてもう1つ。
管理会社などが行う原状回復工事の際のカビ
対応が非常にいい加減なことがあります。

カビが発生している塗料の上に、カビ取り
などを一切行わずに塗り始める行為をされ
ては時間差でカビが発生するのは当たり前。

カビ対策もせずに「入居者の責任」と問われ
るのは如何なものだと思っています。


長くなりますが、今一度整理します。

入居者は、カビが発生したらすぐに管理会社
や大家さんに連絡する義務がある。


あり得ないカビの発生の仕方を放置している
と入居者の善管注意義務違反が問われる。

※カビ取りしてもカビが広がり続ける場合
は管理会社や大家さんなどに相談すること。


管理会社や大家さんの原状回復工事がいい
加減な時がある。

※前の入居者の使い方のリフォーム履歴が
無いのはおかしい。
原状回復工事時の写真が無いのもおかしい。



入居者は…
通常の生活をしていてカビの発生状況が酷い
場合は、早期に動いて連絡しましょう。
日付入り写真を撮影しておきましょう。
メモも残しましょう。
第三者に説明出来る資料を作りましょう。

カビが発生して誰が悪いのか?
争点にする場合は、事実確認が大切です。

根拠の無い理屈は信用されませんので
くれぐれもお間違いの無いようにして
下さい。

宜しくお願い致します。




 



 

 

 

床下の根絡みはそれほど必要じゃない


床下の根絡みをご存知でしょうか?
束柱と束柱を薄い板で繋いでいるアレです。



根絡みは重要ではない
根絡みは重要ではない


床下で重要なのは大引きと土台。
根太は交換し易い垂木ですし…
補強もし易いので問題無し。

根絡みの代わりに今は補強する金属がある
上に、カビも発生し易いので根絡みの重要
度合いはそれほど高く無くなりました。

根絡みは床下で作業する人の邪魔になる
ので本当に要らないのです。

床下に潜るとカビが発生している根絡みを
随分見て来ました。
昔は、根絡みは耐震性があるとか言う建築
士の方がおられましたが、それは昔の話。

床は土台と大引きが最重要。
ここがカビ難いようにするのが一番です。

地方の大工さんは根絡みを重要視している
のでしょうか?(そんなこと無いと思います
が)

床下潜るたびに「根絡みは邪魔だな!」と
ブツブツ言っている私です。

床の貼替をする時に、根絡みも撤去して
金属補強するようにしてくれると助かると
思う今日この頃です。


10月終わりになろうとしていますが、未だ
に床下のカビでお困りの方が多いようです。


床下のカビでお困りの時はプレモまで
お気軽にお問い合わせ下さい。


埼玉県・東京都を中心に千葉県・神奈川県
に対応しています。


宜しくお願い致します。

 

壁紙下地からのカビを隠してはいけない


マンションに多い壁紙下地からのカビ
の多くは結露によって発生することが
多い
です。

その壁紙下地からのカビを隠す方が時々
おられます。

ポスター、市販の糊付壁紙、家具

それらでカビを隠してもカビ臭は消える
ことが無い上に、壁紙下地のカビがより
酷くなる一方ですから、出来れば早めに
防カビ工事することをお勧めします。


隠された壁紙下地のカビ
隠された壁紙下地のカビ

時間が経過し過ぎると、石膏ボード下地
の交換を余儀なくされます。
費用もよりかかることに!

プレモでは、強力なダブル殺菌消毒と抗菌
コーティングの防カビ施工で壁紙下地の
カビを発生し難くさせます。


お住まいの壁紙下地のカビでお困りの
時は、プレモに相談下さい。


埼玉県・東京都を中心に千葉県・神奈川県
に対応しています。


宜しくお願い致します。


今日から、東京都三鷹市で6日間の防カビ
工事をしています。
詳細は書けませんが、半地下の物件はカビ
やカビ臭が発生し易いのでカビ対策は万全
にしなければいけません。

お客様が喜んでくれるような仕上がりになる
よう頑張りたいと思います。


明日は、東京都世田谷区に下見に向かいます。

 

コンクリート打ち放しのカビは厄介


コンクリート打ち放しのカビは厄介。

結露し易い造りなのですが、カビも発生
しますので、ただカビ取りをすればOK
ではありません。

プレモでは基本ダブル殺菌消毒と防カビ
施工(抗菌コーティング)を施し、年単位
で防カビ効果を持たせるような防カビ
工事をしている専門業者です。


コンクリート打ちっ放しのカビ
コンクリート打ち放しのカビ


上記写真のような場所では湿気が停滞し
易いので、カビも発生しがちになります。

コンクリート打ち放しにカビが発生した
ら、防カビ工事と生活の仕方の工夫を
実践しましょう。


カビとカビ臭は健康上の大敵
ですから。

宜しくお願い致します。

 

新築戸建ては注文建売関係なく床下がカビ易い


新築戸建ては床下がカビ易い。
注文住宅・建売住宅関係なくです。

床下にカビが発生し易い理由としては
床下の気密性を重視しているからです。

基礎内(外)断熱工法は気密性が高いので
事前のカビ対策をする必要があります。

※施主様からのクレームで動くようでは
遅いと言えます。


カビが発生し易い基礎内断熱工法の床下
カビが発生し易い基礎内断熱工法の床下

床下換気システムを導入してもカビ易い。
フローリングに通気口(ガラリ)を設置して
もカビ易い。

それでも建築会社は基礎内断熱工法を
推し進めます。(これっておかしくない?)


床下に実際潜ると「暖かい」んです。
この季節は、ひんやりするのが一般的。
暖かいのは水分を含んだ空気が停滞して
いる証拠。

空気が動き難い+水分が逃げ難い=カビ
になる訳です。


これから、家を建てるor建売住宅を購入
しようとされているのなら、皆さんは
床下工法も気にかけないといけません。

カビが発生したら防カビ工事をご検討
下さい。少なくとも専門の防カビ工事で
あり、シロアリ駆除業者が行う工事では
ありませんので勘違いしないようにして
下さい。


宜しくお願い致します。

 

 

砂壁表面の防カビ工事は止めたほうが良い


和室の砂壁にカビが発生。
カビ臭さもあるので、何とかして欲しい!
というお話を頂くことがあります。

後先考えずに、砂壁表面の防カビ工事
を行えば良いと思われるでしょう。

ですが、出来れば避けたほうが良いと
思うのは防カビ工事専門業者としての
経験則から来ています。


砂壁表面のカビ
砂壁表面のカビ


砂壁は多少でも厚みがあるのですが
水分を大量に与えるのはダメ。
※たとえ乾燥させてもです。

砂壁の小さな穴全てに殺菌消毒と
防カビ施工(抗菌コーティング)が
出来る訳では無いのです。

とりあえずキレイになれば良いと思う方
には、砂壁表面の防カビ工事で了承される
方がおられますが、プレモとしては砂壁の
場合は、掻き落とし等を含めた防カビ工事
をお勧めしています。


安易な結論を出さないように願います。

宜しくお願い致します。

 

壁紙下地からのカビについて


壁紙下地からのカビはマンション
に多いのですが、問合せが増えている
ので少し書かせて頂きます。



壁紙下地からのカビ
壁紙下地からのカビ


上記写真のような場合は、壁紙張替えに
伴う防カビ工事が必須です。

壁紙表面を拭いても効果無し。
潔く諦めて壁紙張替えに伴う防カビ工事
をご検討下さい。


それから、結露が原因で発生するのが
上記写真のような壁紙下地のカビですので
結露対策も考えないといけません。

生活の工夫で結露が減少することがある
ので、ぜひ前向きに取り組みましょう。

宜しくお願い致します。

 

 

地下室のMDF巾木裏はカビ易い


埼玉県川越市にて屋根裏防カビ工事
をしました。


元請け様のおかげで屋根裏に移動出来ました。
もう、感謝感謝です!
※狭い身動きし難いので落ちると天井が
壊れます。ホントに苦手です。

屋根裏防カビ工事をしていて思うことが
いくつもありました。
それはまた別の機会に書きます。

今日のお題は、地下室のMDF巾木裏のカビ
についてです。


地下室MDF巾木裏のカビ
地下室MDF巾木裏のカビ

MDFですからカビます。
非常にカビ易い。

出来ればソフト巾木のほうが良いのですが
MDF巾木→ソフト巾木に交換することは
考えないほうが良い。

理由は簡単。
フローリングと壁の間に隙間が出来るから。

フローリングを貼替る時や新築時にご検討
下さい。

明日は、東京都大田区の現場に向かい
工事の仕上がりのチェック
になります。

宜しくお願い致します。

 

地下室石膏ボードからのカビ臭


東京都大田区で戸建地下室の防カビ
工事を行っています。


工事自体は、今日から3日間。
今日は、壁紙を剥がし下地の石膏ボードの
防カビ工事でした。

問題は、梅雨~夏過ぎまで続くカビ臭。
見た目にもカビが発生しているのは良く
ないのですが、カビ臭は健康上の大敵
ですので防カビ工事しないといけない
のは言うまでもありません。


地下室耐水ボードのカビ
地下室耐水ボードのカビ

地下室や半地下の場合、建築会社さんが
良く行うのが「耐水ボードにしておけば
カビ難くなる」というセリフ。

これ間違いなのに気が付かない建築業界の
方が実に多いのです。

写真を見て分かるように耐水ボードは
通常の石膏ボードの耐水版。
水に多少強い程度なのですが、どこでどう
間違ったのか?「カビに強い」という間違
った習慣が根強くあります。

耐水ボードは良くカビます。
しかも悪いことに通常の石膏ボードと違い
防カビ工事がやり難いのです。
ホントに困ります。

耐水ボードもカビるのです。
ですから、安心は出来ません。
地下室や半地下のケースでは防カビ工事が
必須
と言えるでしょう。

石膏ボードの傷み方が酷い時は当然の如く
石膏ボード交換が必須になります。
その上で、防カビ処理が必要になります。
くれぐれもお間違いなく。

明日は、東京都大田区の現場に向かわず
埼玉県川越市の屋根裏防カビ工事です。
もしかしたら、屋根裏に到達出来ない
可能性があるので、出来るかどうか不安
だったりします。

頑張ります。