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戸建床下のカビ

床下高30cm未満の防カビ工事は請けることが出来ない


防カビ工事する側の安全性を確保するため
とより良い防カビ工事を実施するために
必須だと思っています。


床下高30cm未満の開口部
床下高30cm未満の開口部

床下高30cm未満で、何とか潜れるが防カビ
工事は出来ますか?と問合せを頂くことが
最近実に多いのです。

先日もホームインスペクションの方と話を
させて頂きましたが「床下高30cm未満の
防カビ工事は行わない」ことにしました。

身の安全性と防カビ工事後の乾燥作業が出来
ないからです。

より良い防カビ工事を実施するためには何が
必要か?
床下高&点検口の大きさ(侵入のし易さ)
一定の人通口のサイズなどが必要になる訳
です。


床下高が低いと、乾燥作業が出来ないのは
事実です。(乾燥させたつもりでカビ胞子を
大量飛散させる結果になることも)

※床下高の低い基礎内断熱工法で漏水事故や
浸水などが発生した時は床を剥がして一気に
湿気を逃がしたほうが良い結果が生まれます
が根太レス工法では床鳴りの原因になること
もありますので、建築会社と施主様の間での
話が重要になります!


そして、防カビ工事する者として書かせて
頂ければ、大量のカビ胞子を吸い込む可能性
と殺菌消毒時の危険を考えると、床下高30㎝

未満は防カビ工事不可と考えるべきと判断
しました。


ご理解下さいます様、お願い申し上げます。

 

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