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2015年3月

結露でカビが発生した押入れの防カビ工事(埼玉県八潮市編)

埼玉県八潮市にて行っていた押入れの防カビ工事を終えることが出来ました。
断熱の問題、壁紙下地である石膏ボードの厚みの問題など考えさせられる
問題が色々あり、押入れと言う限定された場所ですが小宇宙の様な印象
がありました。

 

押入れ防カビ工事前

押入れ防カビ工事前

押入れ防カビ工事後

押入れ防カビ工事後

外壁側に接した面は冬季に非常に結露し易く、強制的に除湿をする
必要があります。
また、押入れだけに収納の仕方も勉強しないといけません。

様々な工夫が重なりカビの原因である結露を減少させることが可能に
なると思っています。

皆さんはどう思われますか?

今日のブログは2つ書きました。
消臭工事とこの防カビ工事です。
プレモは防カビ工事専門業者ですので、消臭工事はお客様
からの強い要望で行いますので、それ以外は行っておりません。
ちなみに、今のところ全て建築会社様からの依頼です。


今後とも防カビ工事専門業者プレモを宜しくお願い致します。

ペット臭の消臭工事(埼玉県越谷市編)

埼玉県越谷市にてペット臭の消臭工事を行いました。
空気の入換えを好まれないお客様と言う事情もあり(良く分かります!)
床をジュータン→フローリングに変更する際に、この臭いが問題に
なりました。


ペット臭の消臭工事

写真の色がまだらになっている場所は多めに消臭した
為に発生したものです。

今回、問題になるのは2つ。
ジュータンやフェルト(クッション材)とコンパネ(写真の合板)
に如何に臭いが染み付いているか?です。
消臭工事で重要なのは、臭いのする元を廃棄する撤去
するなどした段階で消臭工事するのが理想です。
復旧し終わってからの消臭工事には限界があります。


実際に消臭工事すると、問題の場所が浮き彫りになりました。
消臭作業を行った後、作業をされていた大工の棟梁に聞いた
ら臭いがかなり軽減した!と話していました。

私も一度表に出て、30分ほど薬剤をコンパネに浸透させて
室内に戻りましたところ、臭いがかなり軽減したのを確認
した次第です。

今後は、ペット対応物件にも適応範囲を広げる
ことが可能
だと強く思った消臭例でした。

施主様や依頼頂いた会社社長様も臭いが軽減した旨は
確認して頂きました。

こういう事案も消臭工事で対応出来るということをお知らせ
したくブログに書きました。

明日は雑務で忙殺されます。
それにしても、この暑さには参りました。

手抜きマンションが多過ぎる!

手抜きマンションが多過ぎますね。
と言っても、建築基準法違反ではありません。

防カビ工事専門業者の私の言うことは、石膏ボードの厚み、断熱材の厚みが主で、通常なら壁の石膏ボードは12.5mmの厚みがあるはずなのですが、9.5mm(天井用)を使用しているマンションが実に多いのです。

9.5mmの厚みだと、薄いので簡単に穴が開きます。
それに断熱効果・防音効果も弱いと来ています。

断熱材も問題ですね。
最低でも3㎝欲しいところなのに、0.8mmなんてマンションもありました。
酷い話、厚さが1㎝位の吹付発砲ウレタンなんてざらです。

石膏ボードも断熱材も薄い手抜きマンション

ちょっと写真はピンボケしていますが、ちょうど良いですね。
何度も書きますが、壁紙下地の石膏ボードは12.5mmの厚みが必要です。
吹き付け発砲ウレタンは、最低でも2㎝でしょうね。
理想は3㎝欲しいところです。

如何にコストを下げて誤魔化しているのか?
これが壁が濡れるマンションの実情だとしたら、皆さんはどう思いますか?

結露し易い→カビが繁殖し易い→家具や服などがダメになる→住んでいる人の健康まで害される!このサイクルの根を絶たないといけません。
少なくとも、防カビ工事はカビ繁殖が発生し難い環境を作ることが可能になります。
但し、傷んでいる石膏ボードは交換する必要がありますけどね。

カビ対策と言っても簡単なものではありません。
そのことを皆さんは覚えておいて頂きたいのです。
早い、安い、効果があるなんて工事はあり得ないのです。

明日は、越谷市にてペット臭の消臭工事になります。
凄い臭いなんですよね。
頑張りたいと思います。

 

壁四隅のカビ対策(埼玉県八潮市編)

昨日今日と4件ずつの下見を行いました。
さすがに疲れました。

明日から、埼玉県八潮市にて防カビ工事を行います。
マンションなら必ず見る、お部屋の壁四隅の壁紙のカビ放置していると
広がり続けますので、早目のカビ対策が重要
です。



壁四隅の壁紙のカビ


マンションなら、北側の洋室(3LDKなら玄関入って左右にある洋室です)
クローゼット内の四隅が該当します。
その場所がかなり多く発生するのです。

写真の様な状況なら、下から上にドンドンカビが伸びていきます。
軽度のうちなら、壁紙表面のカビ対策だけで対応出来ますが
酷くなると壁紙張替えが伴う様になります。
それだけ費用がかかると言うことになりますね。

皆さんのお住いのお部屋の四隅はカビていませんか?

カビで困った時はお気軽に相談下さい。

 

押入れのカビ対策をよく考えましょう!

今日は4件の下見でしたが、そのうち2件は押入れに関するものでした。

押入れは何故カビが発生したのか?を考える必要があります。
ただカビが発生したから「何とかして!」ではダメなのです。
それを理解しようとしない人が多過ぎます。

例えば・・・

①冬の結露する時期に、押入れのベニアが濡れている・結露の滴が目視出来る濡れている状況の時
②押入れの底板が黒ずんで、手を当てるとバリっと壊れそうな状況、ベニアなどが明らかに劣化している時
③外壁側のベニアが大きく波打っている時
④施主様自らカビ取りを行い浴室用カビ取り剤の跡が激しく残っている様な時
(施主様がキレイな押入れを希望される時)
⑤市販の糊付壁紙を施主様自ら貼り、キレイに取れない時
(施主様がキレイな押入れを希望される時)
⑥塗装や珪藻土などを塗りカビを隠している様な時
(施主様がキレイな押入れを希望される時)

①~⑥まで該当する時は、ぶっ壊して造り直す(断熱補強は行うのが前提)のが第一選択になります。

仮に、結露はちょっとあるが、カビが酷いので何とかしたい!と言う時は防カビ工事の出番になります!
「造り直し」と「防カビ工事」の違いが分かりますか?

多くの押入れは、造り直しが必要です。
その理由は、断熱材が押入れには無いからです。
あっても申し訳ない程度のレベルの断熱材ですから、効果などは期待しては
絶対にいけません。

押入れの造りはそれほど酷いものなのです。
但し、新しいベニア等に交換しても一時的にカビが発生し難くなるように見える
だけでカビが発生しない訳ではありません。

ですので、造り直しを行ってもベニアなどの木部には防カビ施工は必要
になります。

造り直しと防カビ工事のどちらが良いのか?で分からない時は電話下さい。
まずは、そこからスタートです。

押入れのカビは奥が深く、簡単なものではありません。
それだけは認識下さい。

賃貸住宅の防カビ工事の依頼について

賃貸住宅からの防カビ工事が年間数件あります。
その多くは、賃貸オーナー様や管理会社様からの依頼になります。
それだけ、カビが酷い状況に悩まれているのでしょう。

実際、賃貸住宅はカビのメッカとも言えます。
賃貸オーナー様が悩む以上に入居者も悩むのです。

入居者からの依頼も少なくありませんが、この度賃貸オーナー様・管理会社様
からの防カビ工事依頼のみ対応することになりました。


ですから、まずカビが発生した状況を賃貸オーナー様や管理会社様に連絡して対応してもらって下さい。
その中で、専門業者の力が必要となれば防カビ工事を承ります。




賃貸マンションの断熱補強工事の際の壁下地のカビ

上記の写真のように、結露とカビ発生が状況が酷く、壁を解体したら
断熱材が無く、壁下地の石膏ボード裏がカビだらけ!と言うことも
少なくありません。

賃貸マンションを建てる際に如何にコストを落とすのか?が
重要であり、入居者のことは考えてないのが実情なのです。


冬の時期が終わりを告げようとも、賃貸マンションで住み続けないと
いけません。賃貸住宅は今でも新築ラッシュです。
賃貸住宅におけるカビ問題は深刻です。

是非、賃貸オーナー様・管理会社様がカビ対策を導入されること
を祈る次第です。

プレモでは、賃貸オーナー様・管理会社様からの防カビ工事依頼を承っております。
賃貸住宅の困ったカビでお悩みの際は、お気軽に相談下さい。

 

天井の防カビ工事(都営アパート編)

都営アパート天井の防カビ工事が終わりました。
天井以外の場所も防カビ工事しましたが、断熱不良の壁天井ですので冬に結露
し易い環境は変えることが出来ません。

それでも天井にカビが発生しているとシャワーの様にカビ胞子が降り注ぎます。
見た目がフワフワしたカビの発生具合なら、カビ胞子が降り注ぐと言う意味を
ご理解して頂けるでしょうが、ベッタリと発生している様なカビでも目視出来ないカビ胞子が空気中に飛散していて非常に危険です。

早期の防カビ工事によるカビ対策をしましょう!

それでは問題の都営アパート天井防カビ工事の施工写真です。

 

天井防カビ工事前

天井の防カビ工事前

天井防カビ工事後

天井の防カビ工事後

触ると比較的柔らかいので、傷も付きやすくカビが深く浸透して
いるのが分かります。
昨日今日のカビでは無く、長年に渡るカビ発生と言う状況です。

酷くなる前に防カビ工事する必要があります。
実際の話し、こういうパターンの防カビ工事は大変なのです。
厳密に言えば、カビ色素が深く入り込み過ぎて色素がキレイに
取り切れていません。

それでも、カビ除去と防カビ施工を行っていますので濡らし続け
なければ大きな繁殖はし難い環境になっています。

今回は都営アパートの天井でしたが、分譲マンションの天井でも
同じことが言えます。
早期のカビ対策が皆さんのお部屋の環境を改善します。

お住いのカビで困った時は、お気軽に相談下さい。

 

結露する壁に家具を設置し続けてはいけない(東京都西東京市編)

マンションや団地などの集合住宅では収納スペースが
足りない
ので壁際に家具を設置し続ける傾向にあります。

もし、その壁際が結露するなら家具を長い間設置し続けてはいけません!


結露する壁に家具を設置し続けた際のカビ

壁の下部に結露が溜まり易く、写真の様なカビが大量発生することに!
家具で隠れているから分かりませんよね?

ですが、カビが壁紙や壁紙裏に繁殖し続けることになります。

大きな家具(背の高い家具)を壁際に設置し続けない様にしましょう。
出来たら背の低い腰位までの高さの家具に変えましょう。
壁から6cmほど離して空気の循環がしやすい様にするのも大切です。
壁が結露するなら、強制除湿しましょう。

カビが酷い状況なら、専門の防カビ工事でカビが発生し難い環境を作り
管理をしっかりやりましょう!

今日と明日は、東京都西東京市にて都営アパートの防カビ工事です。
最近、我慢に我慢を重ねた入居者からの依頼が増えています。
カビが発生し難い環境を作り住みやすい環境になれば・・・と思っています。

カビでお困りの際は、防カビ工事専門業者プレモまでお気軽に相談下さい。

 

床下のカビ対策は間違っていませんか?

一戸建て床下は必ずカビが発生してしまいます。
絶対にカビが発生しない家はありません。
木材を使用しているならカビが発生することを覚悟しましょう!

ちょっと風が強い1日でしたが、日中の気温はグングン上昇して来ています。
床下もカビが発生し易い環境になりますので、そろそろシロアリ業者さんの
動きも活発化して来る時期だと思っています。

皆さんは、一戸建てに住んで床下のカビ対策はお済でしょうか?
と言うより、間違った床下のカビ対策をしていませんか?


間違った床下カビ対策


上記の写真は、床下のカビ対策として 「床下換気扇」「調湿材」と言う
代表的なものを採用していますが、床下に白くカビが発生しているのが
見えるでしょうか?



調湿材に防カビ効果は無い

上記の写真においても、調湿材を大量に撒いているにも関わらず
床下にカビが発生しているのが分かります。


床下のカビ対策は、空気が動く様に「床下換気扇」・湿気を減らす
「調湿材」を撒いてもカビ対策にはならないのです。


シロアリ業者さんが必ず営業トークで強く勧めるこの2点セットは
本当に効果がありません。
しかも値段が80万円~120万円位するのです。
効果があれば別ですが、正直あり得ない価格です。


床下換気扇のデメリット
壁の下に内基礎が走っていて空気の流れを遮断するため、部屋
の四隅の空気はよどんだままで、その空気すらも外部に排出する
ことがままならない。
カビが発生していればカビ胞子拡散の役目はあります。
発生しているカビを防止する役目は無い。
カビの発生を防止する役目も無い。

調湿材のデメリット
湿気を取り除くのは難しい。床下の空間の湿度が多少減っても
好乾性のカビもいるので調湿材のメリットは少ない。
床下がより狭くなるので作業し難くなる。
発生しているカビを防止する役目は無い。
カビの発生を防止する役目も無い。

と言うことです。

他にもデメリットがあります。
床下換気扇・調湿材共に高い値段です。
しかも発生しているカビに直接的な繁殖を抑える滅菌する効果は
ありません!



実際に床下に潜ってビックリするのは、床下換気扇を取付けている家
ほど床下がカビています。
もっと酷いのは、上記の写真の様に床下換気扇が邪魔をして作業し難い
現状があります。機械ものですから壊れますしね。

皆さんが、もしこの様な2点セットで床下のカビが止まると信じているのなら
大きな間違いです。

床下のカビを止めるには、専門の防カビ工事以外にはありません。
カビが発生していればカビ除去(滅菌作業)を行い、カビが発育し難い
阻害環境を直接攻撃で行うのが防カビ工事なのです。
時間はかかりますが、それでも床下換気扇や調湿材よりも遥かに安い
価格で効果もしっかりあります!
そのことをちゃんと伝える専門工事業者がほとんどいません。
皆さんの家の床下をカビから守りましょう。

床下のカビが心配でしたら、是非防カビ工事専門業者プレモまで
問合せ相談下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県・千葉県を含む関東一円に対応しています。
遠方の地域の皆さんの家の床下にも対応可能です。

 

気温上昇に伴うカビ臭のカビ対策

週末から気温が一気に上昇するみたいで『カビ臭』が気になる気候ですね。
TVの天気予報を観ていたら、山梨県甲府市は26℃とか・・・
になるようで一気に夏じゃないですか!

ここまで気温が上昇して来ると、気になるのがカビ繁殖活動の活発化です。
この『カビ臭』は、カビが大量にあっても目視出来るカビが無くても発生します。
だから厄介なのです。
具体的に言うと、喉がヒリヒリする痛みを伴う刺激臭ですね。
人によっては目にきたり頭が痛くなったりします。

写真で一目で分かれば良いのですが、カビ臭は臭いですから個人差があります。
ですから写真を掲載しても分かり難いのです。
まずは臭いを感じる。
そして対策するのが一番です。

カビ臭対策は、カビ臭が染み付いている物は基本廃棄です。
タンスであっても洋服であってもです。
後は、部屋の防カビ工事を徹底的に行うことに尽きます。
壁紙仕上げなら、最大6回防カビ工事が可能です。
何度も何層も防カビ工事を行うことでカビ臭に強い部屋になります。

一番いけないのは自分勝手な推測と行動です。
専門の防カビ工事があることを知って下さい。
カビが発生し難い室内環境を作り、カビに強い部屋にすることでカビ臭も発生
し難くなります。

カビ臭で困った時は、是非相談下さい。
地下室・半地下室のカビ臭などにも応用出来ます。