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2015年7月

カビだらけの部屋は本当に危険だ!

カビだらけの部屋、カビだらけの家に住んでいる人がいます。
何とかしたいと思っても賃貸だったりするケースもあるのですが
ここでは分譲(持家)のみの話をします。

カビだらけの部屋・家で多いのが大きく2つあります。
・マンションや団地
・築30年以上経過した戸建

後者は施主自身も年齢的に自らカビ取り等が出来なくなり
諦めているケース。
前者は、建物の構造上の問題からはじまり、住んでいる人
の生活スタイルが悪いパターンです。


防カビ工事専門業者である私は最近カビだらけの部屋の
防カビ工事を行うことが増えて来ています。(特にマンションです)



カビだらけの壁紙のカビ模様


一般の方が自ら行うカビ取りよりも、専門業者が行う防カビ工事
のほうが施工者にリスクがかなり高くなります。

その理由は、マスクをしてもカビ胞子は細かいので大量に吸い込む
危険性がかなり高いと言う点です。

上記の写真の現場の様なカビだらけの部屋のカビ模様がある部屋
はかなり危険です。
一番良いのは解体です。(お金がかかりますが…)
二番目が防カビ工事になります。(解体→造り直しよりは安い)


住んでいる人は、健康面で非常に危険な部屋や家に住んでいるのが分からないのです。
家族の中で咳き込んだり、カビアレルギーなどで医師から注意される
様な状況になって初めて気が付くレベルなのです。

防カビ工事専門業者である私が言うと販促活動の様に受け取られる
かも知れませんが、カビだらけの部屋は健康面で本当に危険なのです。

防カビ工事する私自身も、常にカビ胞子を大量に吸い込む危険にさらされながら日々防カビ工事をしています。
そう言った意味での危険手当も含め、防カビ工事は安く無いのです。


皆さんの中で、カビだらけの部屋・家に住んでいるなら防カビ工事
しましょう!ご自身の家族の為に…

防カビ工事は、埼玉県・東京都を中心に神奈川県を含む関東一円に対応しています。
お気軽に相談下さい。



 

狭くカビだらけの部屋の防カビ工事(東京都新宿区編)

東京都新宿区にて今日から3日間防カビ工事がスタートしました。
今日は初日です。
現場を一言で言うと「狭く湿気が逃げにくい部屋のカビだらけの部屋
となるのですが、予想以上に酷いカビでしたのでさすがに疲れました。

壁天井は壁紙です。
そして、壁の半分は括り付け収納で塞がれています。
壁天井の壁紙はカビで危険な模様が出ています。
括り付け収納にもカビが発生しています。
これ危険なんですよ。
1日で初日のカビ取り(カビ除去)と防カビ施工が終わるか?
心配になりました。

壁紙の防カビ工事でいつも問題なるのが裏打ち紙です。


壁紙の裏打ち紙に隠れているカビ

裏打ち紙をご存じない方もいると思いますので写真に書きました。

壁紙の面積は少ないのですが、ほとんどがカビだらけ状態でした。
湿気が逃げにくい部屋と相まってやれどもやれどもカビ除去が
終わりませんでした。

さらに、括り付け収納内部のカビ除去でも時間がかかったので
久々に疲れました。
それにしても毎年思うのですが、夏の防カビ工事は疲れますね。
防カビ工事にとっては良い時期なのですが…

機会があればまた紹介しますね。
疲れましたので今日はここまで。


住まいのカビでお困りの時は防カビ工事専門業者プレモに相談下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県を含む関東一円に対応しています。

 

壁紙張替えに伴う防カビ工事(埼玉県八潮市編)

埼玉県八潮市のマンション壁紙張替えに伴う防カビ工事
を行うことになりました。

寝室に使うこともある洋室ですから壁紙にカビが発生して
しまうのは良くありません。



マンション北側洋室の壁紙のカビ

自分でカビ取り(カビ除去)しても再発する壁紙のカビですから
表面だけでなく、壁紙裏からのカビが最も厄介です。

湿った空気と暖かい空気が集まる「壁と壁が合わさる隅
壁と壁と天井(梁)が合わさる窪んだ箇所」に
特にカビが発生し易いので、冬季に問題があります。

湿度計を設置
据え置き型除湿機で湿度が70%を超えたら作動!
そして、その前に防カビ工事です。

防カビ工事箇所を濡らし続けない様にすること!
これが何よりも重要です。

悲しい話ですが、一般の断熱工事をしても結露を止めるのは
難しいんですね。


上記の写真のお部屋は8月に工事予定です。
気持ちよく住んで頂けるお部屋にしたいと思います。

お住いのカビ、壁紙のカビでお困りの時は防カビ工事専門業者プレモ
にお気軽に相談下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県を含む関東一円に対応しています。

珪藻土壁紙はカビ易い(東京都北区編)

珪藻土壁紙がカビ易いのを皆さんはご存知でしょうか?
マンション・団地・RC戸建などに珪藻土壁紙を張るとカビが発生する確率が高くなりますので採用時にはご注意下さい。



珪藻土壁紙に発生したカビ

気密性が高くなった部屋に珪藻土壁紙を採用すると湿気を
吸い込み放出する機会を失うのでしょう。
冬季における毎日発生する大量の結露には壁紙の薄さに
珪藻土を加工しているだけなので珪藻土自体の量が足りません。


仮に、本物の珪藻土でもカビが発生するのに珪藻土壁紙に
カビが発生しないと断言出来ること絶対にありません。
大手内装メーカーの名前を出して「大手が作っているから
問題無い」と言うのは理屈にはなりません。


上記の様なカビが発生しなくても珪藻土壁紙は通常壁紙より
カビ臭さを感じます。



デザイン性や機能性、目新しい壁紙等と言う理由で珪藻土壁紙
を選択すると厳しい結果になることを知って下さい。


あの時のリフォームは大金かけたのに失敗した!と思わない
様にするためのヒントになります。


ちなみに珪藻土壁紙は剥すのが大変です。
処分費もかかります。
使う場所・環境を選ぶこの様な壁紙は良く考えて採用して下さい。
珪藻土壁紙の表面に防カビ工事は無理なのですから。

カビ対策としては、壁紙張替えに伴う防カビ工事になります。
是非覚えておいて下さい。

 

マンション括り付け収納のカビ(東京都新宿区編)

マンションに括り付け収納(押入れやクローゼット等)が
カビ易いのをご存知でしょうか?

括り付けの収納は広いので収納スペースとしては嬉しい限り
なのですが、冬季の結露によりカビが発生し易いことがあります。



マンション括り付け収納内のカビ


括り付けの収納なので壊す訳にもいかず、カビ処理に頭を
悩ますことになるのですが、そういう時に防カビ工事の存在を
思い出して頂ければ…と思います。

収納(押入れ・クローゼット等)には防カビ工事有用です。
この続きは、近日中にアップしたいと思います。

収納のカビでお困り時は、防カビ工事専門業者プレモに相談下さい。
埼玉県・東京都を中心に神奈川県を含む関東一円に対応
しています。収納のカビが酷くならないうちに防カビ工事しましょう。

外壁ALC集合住宅の部屋解体時の防カビリフォーム工事(東京都中野区編)

東京都中野区にて外壁ALC板の集合住宅を過去に防カビリフォーム工事しましたので書かせて頂きます。
何故、この様なことを書くのか?と言うと問合せの中に外壁ALC板の建物
の室内にカビが良く発生すると言う話を聞いたからです。

防カビリフォーム工事は、外壁側に沿ってLの時に壁紙下地の石膏ボード
を解体して断熱効果を持たせ、防カビ工事をすると言う方法で行いました。

一般のリフォームでも壁を解体することがあると思います。
外壁がALC板の場合、築20年以上前の建物であれば壁紙下地の石膏ボード
と外壁ALC板の間に断熱材が無いケースがほとんどです。
その為、壁内結露等が発生し易く、石膏ボードも結露することになり
いわば冬の結露が半端なく発生するカビだらけの部屋となります。



外壁ALC板と石膏ボードの間に断熱材は無い

写真の様に壁内結露で石膏ボード裏はカビだらけです。
石膏ボードを外壁ALC板に繋ぎとめる役割のGLボンドも結露で
簡単に剥がれてしまいます。



外壁ALC板側に発生しているカビ

写真右上に紫色のカビが発生しているのが分かります。
一般のリフォームでは、解体時に目視出来るカビがあろうと
なかろうと関係なく外壁ALC板に防カビ工事はしません。

解体した際に、防カビ工事を行わないと唯一防カビ工事
出来るチャンスを逸してしまう
ことになります。
この後、GLボンドを撤去して断熱材を入れるのですが
防カビ工事をしなければカビが繁殖する危険が伴います。


一般建築では、防カビ工事は通常の工程の流れを止める面倒な工事と認識されがちです。
酷い時は、同じ室内で大工などと一緒に工事してくれ!と
無理難題を言われる始末です。
これが一般建築のリフォーム工事の現状なのです。

外壁ALC板に防カビ工事を行わないと、臭い物に蓋状態に
なりますので防カビ工事は必須です。
今回の防カビリフォーム工事では、集合住宅の施主様から
直接弊社が工事を一式請負ました。

この後、使用する木材断熱材などにも防カビ処理をしました。
石膏ボード、壁紙まで防カビ処理していますので以前よりも
冬季は暖かく感じるはずです。


外壁ALC板の集合住宅でリフォームされる際は、是非防カビ工事
をご検討下さい。

戸建床下土間のカビ対策(神奈川県秦野市編)

戸建床下土間に白いカビが発生していると
シロアリ駆除業者に言われて気になっている・・・ 
そういう問合せが最近多いのです。

皆さんは知らないでしょうが・・・
土間のカビって防カビ工事が本当に大変なのです。



床下土間のカビ

写真の様な床下土間のカビは厄介なのです。

シロアリ駆除業者なら、防湿シート+調湿材+床下換気扇
で終わるのでしょうが、それでこの土間のカビが無くなる
訳ではありません。

臭い物に蓋状態が続くのですから困りものです。


床下土間の防カビ工事を本格的に行うと・・・
カビ殺菌消毒除去についても土間表面だけでなく深めに
行う必要がありますので、使用する薬剤の量が通常の
床下の3倍以上になります。

更に防カビ施工となれば使用する防カビ剤の量が3倍
以上になるので防カビ工事費用が高くなります。

かと言ってシロアリ駆除業者の言う的外れな土間カビ対策
ではカビ自体を防ぐ効果が薄く、高額な費用だけがかかる
結果になります。

対応策としては、まず下見をさせて頂くことに尽きます。
その上で、調べて対応策を考えることが賢明だと思います。
お客様の負担にならない程度で防カビ工事出来ればベスト。

但し、土間のカビを完全に防ぐのは不可能
ですから依頼されるお客様の事前のご理解が必要になります。
土間のカビは、時間もお金もかかるのです。
それでも、シロアリ駆除業者の勧めるところの床下3点
セットよりはましだと思いますが…

皆さんはどう思いますでしょうか?

団地漆喰壁の防カビ工事(東京都江東区編)

東京都江東区団地漆喰壁の防カビ工事を行いました。
大きな家具を長年壁にピッタリと設置し続けるのは良くありません。
家具の置き方を考えて下さい。
家具にもカビが大量発生することがあります。(服にご注意下さい)


漆喰壁のカビは早期に解決しましょう。
時間が経過した漆喰壁のカビは厄介です。
何度も何度も殺菌消毒を行わないといけません。

今日はそれほど広くない場所に殺菌消毒で4時間半かかりました。
これがその結果です。

 

団地漆喰壁の防カビ工事前

団地漆喰壁の防カビ工事前

団地漆喰壁の防カビ工事後

団地漆喰壁の防カビ工事後

 団地にお住いの方で、漆喰壁のカビが酷い時は防カビ工事を検討下さい。

埼玉県・東京都を中心に神奈川県を含む関東一円に対応しています。
カビで困った時は、防カビ工事専門業者有限会社プレモに相談下さい。

玄関ドア周辺壁紙のカビ対策

マンションの玄関周辺の壁紙にカビが発生することがあります。
皆さんのお住いの玄関ドア周辺の壁紙は如何でしょうか?

玄関ドア周辺の壁紙のカビ

写真の様なカビは冬季に繁殖が進みがちです。
かと言って普通の壁紙張替えではカビを止めるには無理が
あります。

壁紙は正式には「プラスチック製壁紙」と言います。
一般壁紙では、表面がプラスチックで裏が紙と言う合わせ技。
表面のカビは後からでもカビ取りが可能ですが、裏側からの
カビは止めようがありません。


そこで下地に防カビ工事を行います。
それから、玄関ドア周辺は湿度が高い場所でもあるので
汚れ防止壁紙などの表面加工している壁紙は張ってはいけません。
理由は、表面に加工をしているので通気性が悪く裏側が蒸れます。
その為、カビが発生し易くなるので玄関ドア付近や結露する窓
周辺、コンクリート下地直貼り、地下室・半地下の部屋には
使用してはいけないのです。

カビ対策の1つとして覚えておいて下さい。

 

 

基礎断熱工法の新築床下のカビが止まらない

注文住宅で建築した新居の床下にカビが発生していることが
増えています。

新築なのにカビが発生するの?と思うでしょう。
これが多いのです。
皆さんも是非新築時の床下のカビの現実を知って下さい。


では、どんな床下にカビが発生するのでしょうか?
それには2つの特徴があります。

1)床下基礎断熱工法
2)床下の通気を無くして密閉状態にする工法

2)の床下の通気と言う意味で、基礎パッキンを吹き付け発砲ウレタンで
通気することを塞ぐのですが、これはやってはダメです。
床下換気システムがあるのならまだしも、何もない状況ではカビが発生
する為の助長を促している様なもの。
この様な工法で新築の家を建てる建築会社の気が知れません。


1)床下の基礎断熱工法は相変わらず人気の様です。
これからもっと人気が出ることでしょう。
床下にも気密性を求めている今の建築業界では基礎断熱工法が人気ですが
カビも非常に発生し易いので湿度対策・カビ対策は必須と言えます。


基礎断熱工法で発生したカビ

この様なカビが大量に発生するようになります。

それでも、床下の湿度対策は考えてもカビ対策は考えようとしません。
建築業界とはおかしな業界です。


基礎断熱工法も含め、新築時から4年間は梅雨時期~9月末まで
床下の湿度が80%を超える様になります。
ですからカビが発生し放題になるのです。


もし、新築で床下が基礎断熱工法だったら床下点検口から臭いを
嗅いでみて下さい。カビ臭さがある様なら危険です!

床下がカビだらけなら、一刻も早く建築業者にクレームを言いましょう。
施主様の大切な役目です。


基礎断熱工法の床下にカビが発生したら防カビ工事を検討下さい。
カビが発生し難い床下環境を作ります。