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カビ対策

浴室用カビ取り剤を室内で利用してはいけない

カビが発生しているとリフォーム会社の方までもが「浴室用カビ取り剤」
でシュシュと吹き付けるんでしょ?と言われます。

おそらく、リフォーム現場でカビが発生しているのを発見したら同じ
ような対応をしているのでしょう。
 
カビ取りのプロ(プレモは防カビ工事専門業者で、カビ取り専門業者では
ありません。お間違いなく!)の方はやっぱり同じ系統の薬剤を利用して
いるのでしょ?と何気に言われることがあります。
カビを死滅させられる薬剤の種類はそう多くありません。

また、その危険性を知らないと対応が上手く出来ません。
簡単に吹き付ければOKと考える方々とは相いれないものがあります。
 
ここまで宜しいでしょうか。
 
 
浴室用カビ取り剤は、基本室内で使うために開発されていません。
浴室専門のカビ取り剤です。
シャワーで洗い流せるし、浴室には換気扇や窓もあるし、いざと
なれば施工者は逃げることが可能です。
浴室用カビ取り剤が残留し続けることはありません。
 
 
室内でカビ取り剤を一般の方や理屈が分かっていないリフォーム会社
や職人が利用することは非常に危険です。
 
扱い方が分かっていない。
※施工者が浴室用カビ取り剤とカビの危険にさらされることになります。
(そこまで考えて行動していない)
薬品臭などの対応が出来ていない。
カビ取りの痕跡が酷く残ることになります。
 
結果、施工者は塩素系薬剤で喉がただれ、大量のカビ胞子を
吸い込み体内にカビ胞子が残ることになります。
これは危険です。(特に口腔内・上気道内が危険)
アレルギーをお持ちの方は、絶対に浴室用カビ取り剤で自ら施工
して
はいけません。危険です。
 
浴室用カビ取り剤の取り扱いが分からない人が施工すると、薬品臭が
部屋に残留することにも繋がります。
塩素系薬剤にアレルギーのある方は不可です。
 
ここまで宜しいでしょうか?
 
 
 
実は、浴室用カビ取り剤だけではありません。
ホームセンターやネットで販売されているカビ取り剤の
多くは
浴室用カビ取り剤と同じ成分だったりします。
裏のラベルを見比べて下さい。
浴室用カビ取り剤と市販のカビ取り剤の値段の違いは成分の違い
ではありません。
ほぼ同一の製品を有り難く利用している方が実に多いのですが
それに気づいていない方も実に多いのです。
 
だから、軽々に室内で利用して良いものなのか?を良く考えて
行動しないといけません。

 
たまに、ブログで書きますが部屋のカビが酷いから困った家族が
いました。奥さんはカビアレルギーだったのです。
そこで、ご主人が2週間に1回浴室用カビ取り剤のボトル1本を
使い切りカビ取りをしていました。
それでもカビは再発して来るのです。(怖い!)
 
浴室用カビ取り剤の薬品臭がクロス壁紙下地やクロス壁紙などに
しみ込むことになり、いつまでも塩素系の臭いが続く部屋に
なってしまいました。
その部屋が寝室だったのも最悪の事態でした。
 
結果として奥さんは体調を崩すことになりました。
カビ臭+薬品臭が原因です。
 

 
長くなりましたが、室内で浴室用カビ取り剤を使うのは出来るだけ
お止め下さい。
それから、防カビ工事専門業者であるプレモの場合、中和分解を
なるべく行っております。
実は、ダブル殺菌消毒も中和しつつ更なる殺菌効果を上げている
点が実に優れているのです。
 
家族・施工者自身の皆さんがカビ被害から(薬品臭から)守る意味
でも手軽にカビ取りするのは再考頂ければと思います。
早い段階のカビ取りなら、防カビ工事で対応可能です。
あまりにも小規模の防カビ工事は対応出来ないことが
あります。(
割高になることがあります)
 

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