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竣工後4年以内のカビ

築2年以内の戸建床下のカビ発生が多発している

築2年以内の戸建床下のカビ発生問題が多発しています。
これは以前からブログなどでも書いていたことですが、年々戸建床下の
カビ発生問題は急増することでしょう。

建てた会社は、半年とか1年とか無料点検しますよね?
そういう時に目視では無く写真を撮ってもらうのです。
施主様のデジカメで!
中にはカビが撮影されているはずです。
言い切れるくらいカビが床下に発生していることが多いのです。
酷い時は、カビがあっても撮影しない人もいるくらいです。


今の家の床下は様々工法で出来ています。
根太レス工法
基礎パッキン工法(通気)

そして…多いのが、基礎内断熱。基礎外断熱もありますが同じことです。
外断熱工法もあります。
〇1階の床下を密閉させる工法。(床下を1つの部屋として考える)
〇1階の床下と1階の空気を循環させる為にフローリングにガラリ(通気口)
を設ける工法。
〇床下に換気システムを導入しているが基礎内断熱工法を採用している家。
〇工場で組み立てて、現地で家を組み立てる工法。
※床下が潜れないことが多いのです。

他にも、蓄熱暖房機器がベタ基礎に埋め込まれている様な工法もあります。
そのいずれも、通気させる為の基礎パッキンを塞ぐ工法になるのですから、最悪の結果(床下カビだらけ状態)になるのは見えてるわけです。
それにも関わらず、相変わらず床下にも高気密高断熱を求める建築会社
が後を絶ちません。

築2年以内の床下カビ問題は今後大きな問題になるでしょう。
「たかがカビくらいで」とお考えの建築不動産業界においては大した問題
じゃないかも知れませんが、家を注文住宅で建てた方々にとっては死活問題
になることを忘れてはいけません。
カビは片手間で止まるほど気楽な微生物では無いのです。

 

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