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戸建床下のカビ

潜れない戸建床下が多過ぎる


下見に伺って床下のカビチェックをさせて頂こうと思っても
潜れない床下が実に多く感じます。
築年数で言うと、20年以上の戸建になります。

では、どういう戸建になるのか?
1)床下が土間
2)床下高が低い(30cmほど)
3)床下に潜る床下点検口or床下収納周辺に根絡みやガス管
  があり移動出来ない
4)床下の起伏が激しく、ガラ(石や岩あるいは廃材)が多く
  先に移動出来ない
5)床下に潜るといきなり難しい態勢にならないと移動不可
6)各部屋に移動する為の内基礎開口部が無いor狭い&低い


床下のガラが多く移動出来ない
床下にガラが多いと床下作業が出来ないことも


床下が土間なら凹凸が多少はありますが、侵入出来ない程
岩などで盛っている様な状況は良くありません。

次の状態の時は床下がピンチと思って下さい。
床下が土間で床下高が低い
床下が汚い(岩などがあり平たんではない)
床下の体感温度が異様に低く感じる
通気口が無い
各部屋に移動不可

冬の時期でも床下湿度が70%近い数字を湿度計で出す
可能性があります。(夏なら80%を超えることも)


この様な場合は、床下がカビだらけもしくは腐朽菌だらけ
になっている可能性を否定出来ません。
※こういう床下に床下換気扇を導入してもほとんど効果は
期待出来ないと思います。

対処方法としては、床を解体してガラなどを取り除き床下
をキレイにしつつ、床下湿度が高いく空気の流れが止まって
いるので、使いたいくないのですが防湿シートと調湿材を
利用するのが妥当だと思います。


仮に腐朽菌などで傷んでいる木部があれば交換がベスト。
防カビ処理を行い、カビや腐朽菌が発生し難い状況にする
のは言うまでもありません。


築20年以上の戸建に住んでいる方で床下土間の施主様は
是非床下のチェックをしてみて下さい。

 

 

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