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防カビ工事

押入れボードの防カビ工事


押入れボードの防カビ工事を行いました。

押入れボードは、新築でもリフォームでも採用されるケースが増えていますが
非常にカビ易い建材ですので、見た目だけにとらわれては絶対に後悔すること
になりますので、ご注意下さい。


 

押入れボード防カビ工事前のカビ

押入れボード防カビ工事前のカビ

押入れボード防カビ工事後

押入れボード防カビ工事後

押入れボードは、水分に弱いのです。
押入れボードに防カビ工事をすると表面のプリント材が剥がれるのです。
(見た目もよろしくない状況になります。それでも防カビ効果を持たせるため
には仕方ないところですが)


防カビ工事は水分を大量に使用します。
結露も水分です。


カビが深く浸食している場合、押入れボード表面にカビが付着しているだけ
に見えるかも知れませんが、押入れボードは表面が薄いプリント材で中身
は石膏ボードなのです。




水分に弱いのは石膏ボードの常識です。
仮に、耐水ボードを利用するともっと癖が悪くなります。
耐水ボードにもカビは発生し侵食していきます。


耐水ボードだから、防カビ工事がとてもし難いのです。
防カビ工事を生かす為に、耐水ボードの表面を剥がすこともあり得ます。



それなら、押入れボードを交換すれば良いでしょ?となります。
実際に交換するために剥がすと、吹き付け発砲ウレタンが壁内部にあり
断熱補強は出来ないケースが少なくありません。

押入れボードが新しくなるだけです。
つまり、またカビが発生して来るのです。


理想は、交換して防カビ処理でしょう。
お金がかかりますが…

 


皆さんならどうしますか?
私なら見た目よりも防カビ効果を生かす方を選択します。
後は濡れ難くするための努力をしますが、如何でしょうか?


写真の様な状況になることは十分に推測されますので、防カビ工事前
になるだけ説明することに努めています。


押入れボードのカビでお困りの時は、防カビ工事専門業者プレモに
お気軽に相談下さい。
年内の防カビ工事はまだ可能です。

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