ホーム>ブログ>戸建床下のカビ>床下の空気環境が良くなってもカビは発生している
戸建床下のカビ

床下の空気環境が良くなってもカビは発生している


山梨県にて床下防カビ工事を行っております。

ここ数日問合せ頂く中で、空気中のカビ胞子の量を測定して
カビ対策を考える的な話をされる方がいます。

個人・法人関係なくです。



空気中のカビ胞子の測定はエアーサンプラーと言う機器を使用します。
カビの種類を知るためには、同定試験が必要になります。

このいずれも、カビがありますね!こんなカビがありますね!で終わる
のです。しかもバカ高い費用がかかるのを皆さんはご存知でしょうか?

今後どうしたら良いのか?まで書かれていません。


空気中のカビ胞子の量が減ったのに、カビが大量発生しているケース
は少なくありません。
カビが発生していても浮遊する量が少なければ良いのです。
それは本当に意味の測定では無いと言えるでしょう。


カビ対策もそうです。
長年結露で変形した石膏ボードやカビが深くまで繁殖している
状況の石膏ボードなら交換するのが筋です。
交換する時に防カビ工事を行うのです。

石膏ボードの中でも水に強いと言われる耐水ボードなどでもカビは
しっかりと繁殖します。
結露対策で良く採用している「エコカ〇ッ〇」と言われる焼成パネル
にもカビが発生します。

お客様の中には、カビ対策と結露対策の意味が理解してもらえない
こともしばしばあります。



先程書いたように機器の数字の良し悪しで判断するのは良くないと
言い切れるでしょう。あくまでも目安として考えて頂ければと思う次第
です。


まとまらないブログになりましたが、明後日まで山梨県にいます。




 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.premo2003.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/827