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竣工後4年以内のカビ

新築がカビ臭い


新築がカビ臭い!

そのような問合せや相談が増えています。
せっかく購入した新築の家がカビ臭いのは問題です。


8月・9月・10月竣工の新居は特に危ない。
今の新築は2ヶ月半程度で仕上がります。
逆算してみると、8月では5月中旬から工事が始まります。
9月では6月中旬、10月では7月中旬です。
梅雨から暑い夏にかけて建築しているのです。


そして、問題はどこからカビ臭さが来るか?になります。

主に工法にもよりますが…

1)床下
2)壁の中
3)最上階の天井

がメインと言っても間違いではないでしょう。


一番多いのが、床下です。
特に多いのが、基礎内断熱工法の床下
基礎内断熱は、通気しない床下になっています。
床下換気システムを利用しても、竣工前に稼働し始める
のが一般的で建築中には稼働しません。


だから、高い湿度と高い温度の外気が床下に潜り込む上に
コンクリートからの湿度も相まって、激しく結露します。
さらに、ゲリラ豪雨や台風などで床下に雨水が流入すること
もありますので、湿気がより逃げなくなります。


結果として床梁(大引き)や構造用合板裏(床下から見ると天井)
にカビがビッシリ発生してしまいます。


 

基礎内断熱の土間コンに発生した大量のカビ

基礎内断熱の土間コンに発生した大量のカビ

基礎内断熱構造用合板に発生した大量のカビ

基礎内断熱構造用合板の大量のカビ

 

新築の住まいが竣工後に「カビ臭い!」と感じるのは当たり前です。
基礎内断熱工法は止めたほうが良い典型的な床下工法だと思います。


プレモのような小さな会社が声高に叫んでも聞いてくれる建築会社
はほとんどありません。
一度決めた工法を取りやめることもありません。


上記のようなカビが発生したら、構造用合板を全て剥がしてやり直す
のが一番です。
ただし、防カビ工事することを忘れてはいけません。


最低でも2週間はかかる工事ですから、施主様ご家族の一時的な
仮住まいも必要になるでしょう。


今日のブログに書いていあるような事例は、新築がカビ臭い!と
感じなければ分かりませんし、被害に遭わないと理解不能です。


8月~10月に竣工の新居にお住まいの皆さんで
床下が基礎内断熱工法の場合は、床下からのカビ臭
に十分注意下さい。





新築の住まいの床下からカビ臭がする時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。



対応地域は、埼玉県・東京都(離島を除く)になります。
神奈川県・千葉県にも対応していますが一部地域に
なります。

遠方地域にも対応可能ですが、日程調整などでご迷惑をおかけする
可能性があります。あらかじめご理解下さい。
新潟県・長野県・山梨県・静岡県・愛知県及び隣接する県に対応可能です。



宜しくお願い致します。



 

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