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建築中のカビ

建築中の床下カビと根太レス工法の欠点


台風21号が来ています。
明日、23日(月曜日)には関東に接近するとのこと。
建築中の注文住宅や建売住宅の現場監督さん達はヒヤヒヤ
ものでしょう。


今の家のほとんどは、根太レス工法と言われる工法で早い
時点で床下にフタをします。
基礎を造り養生期間をおいた後、
工場でプレカットされた
1階床下地である構造用合板でフタをされます。
梅雨でも暑い夏でもゲリラ豪雨でも台風でも関係なくフタ
をされます。


構造用合板(厚さ24mm)でフタをされた床下には問題点が
沢山あります。

1)雨が流入しやすい&雨に弱い(雨が入るところが沢山ある)
構造用合板の色が裏表共に変色するほど濡れることがあります。



建築途中の床下は雨が入りやすい

建築途中の床下は雨が入りやすい


2)基礎内断熱工法を採用していると床下に雨が流入すると
湿気が逃げ難い。

床下に換気システムと言われるような機器があっても稼働
するのは竣工直前か竣工後になります。



建築途中床下基礎内断熱に雨が入るとカビる

建築途中の床下基礎内断熱に雨が入るとカビます


台風orゲリラ豪雨で濡れた構造用合板の色が黒く変色して
いるのが分かりますでしょうか?
雨に濡れると黒く変色し、やがて黒カビや白カビが発生して
しますのです。

黙っていると、このカビが発生している構造用合板の上に
フローリングを貼ってしまう建築会社が多いので注文住宅
なら施主様は黙っていてはいけません!
建築会社に構造用合板の交換を要求しましょう!
交換する際に床下の大引き(床梁)や根太などに防カビ工事する
ことを要求しましょう!(カビが発生している確率が高い)



台風の影響で構造用合板に大量の水分が含有され合板の裏表共
に黒カビや白カビが大量発生して来る可能性が高くなります。
※構造用合板の床下側に断熱材が貼っていても、フローリング
を貼る表側の色が黒く変色している場合は床下側も危険なので
剥がす必要があるでしょう。(剥がさない建築業者が多いのです)



推測ですが、今回に台風21号で建築途中の家では大雨被害に
遭っていることが考えられます。
いくら養生しても関係ありません。
台風が去る24日(火曜日)には雨被害をチェックし、対処方法を
間違えないようにして頂きたいものです。
放置し続けるとカビ大発生になります。
住んでからカビ臭い家になる可能性すらあります。
ご注意下さい。


台風21号の影響で建築途中の家はピンチです。
※動かない動きの悪い建築会社を動かすのは
施主様の粘り強い要求です!

カビが発生したら、プレモの防カビ工事をぜひ
ご検討下さい。



対応地域は、埼玉県・東京都(離島を除く)になります。
神奈川県・千葉県にも対応していますが一部地域に
なります。
※上記の地域以外にも出張防カビ工事は可能です。
お気軽に相談下さい。



宜しくお願い致します。

 

 

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