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2016年10月

【漏水事故後のカビ対策】見えるカビが無くても防カビ工事は必須


建築会社様や工務店様から「漏水事故を起こしてしまった
との相談を受けることが増えて来ました。


漏水事故は加害者側でも被害者側でもいいものではありません。
問題は、事後処理です。
漏水事故を起こしてしまった以上、施主様が納得して頂ける事後
処理が必要になります。



ここでは戸建て床下漏水事故について書かせて頂きます。

漏水事故が発生すると、主に保険適用で解決しようとします。
ただ、審査などに時間がかかり、その間にカビが発生する可能性
がありますので、最低でも床下に溜まった水を抜き乾燥させること
をしなければいけません。



戸建床下漏水事故後

戸建て床下漏水事故後写真


排水からの漏水ではニオイの心配があります。
いわゆる雑菌の繁殖が問題になります。

給湯管からの漏水の場合は、被害が拡大するので早期の対応
が必要になりますし、真水や排水以上の対応が迫られます。


いずれも、乾燥させた上でカビが発生し難くするように
防カビ工事することが必須と言えます。

※排水/給水管/給湯管のいずれからの漏水事故後においても
防カビ工事が必須となります。


建築会社様や工務店様の中には、目視出来るカビが無いのだから
防カビ工事は必要無し!と一方的に決めつけることがありますが
自分勝手以外の何物でもありません。

保険適用範囲を超えるからダメではなく、防カビ工事は必須です。
被害に遭われた施主様は、このような中途半端な対応で終わらせる
ならば防カビ工事を確実に履行するように言いましょう。


漏水事故後直ぐに発生するカビもあれば、時間差で発生するカビ
もあります。
濡れた木材などが乾燥すればカビが発生しないと言う方もいます
が大きな間違いで、自分勝手な判断は禁物です。
カビは確実に発生して来ます。

くれぐれもお間違いないようにお願いします。


戸建て床下漏水事故後のカビでお困りの時は、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に対応
しています。

 

【地下室のカビ対策】手遅れになる前に防カビ工事を


地下室はカビが非常に発生し易い場所です。

また、気温が高く湿度が高い状況になると目視出来るカビが発生
していなくても、カビ臭が非常に蔓延することがあります。


地下室の場合、手遅れ状態になる前に防カビ工事
することを強くお勧めしています。

手遅れ状態とは、カビ臭が石膏ボードなどに染み付いて
防カビ工事でも取り切れない状況を言います。
他にも石膏ボードの解体を伴う工事を言います。



地下室の防カビ工事は重要

地下室に防カビ工事は必須であり重要


地下室のある戸建を建築している建築会社
メゾネットタイプマンションを建築している建築会社
設計を行っている一級建築士


これらの方々は、地下室に非常に接しているはずなのに
カビに対しては無頓着です。


「弊社が建てた家はカビません!」が必ず売りになるからです。
これは全ての建築会社や工務店が言う台詞です。
防カビ工事を行った家は欠陥住宅と間違った指摘を受けるのが嫌だから
行わないこともあります。


ですが、カビます。
カビ臭も半端なく発生します。


建築会社や工務店の皆さんはカビを軽視しています。
問題が起こってから処理するのが当然だと思っています。
だから問題が解決しません。

これから地下室がある戸建の購入を検討している皆さん。
メゾネットタイプマンションを購入しようと検討されている皆さんは
事前のカビ対策が重要と言うことを知って下さい。


今、地下室を居室で利用されている皆さんでカビで
お困りの時はプレモの防カビ工事をぜひご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に対応
しています。



 

【戸建床下】カビ点検を1度は行いましょう


戸建てに住んでいる皆さんは、定期的な床下カビ点検
行っていますか?

おそらくほとんどの方は行っていないでしょう。
(行ってもシロアリ駆除業者による点検程度)


築年数の経過している家なら早期に点検するのが賢明です。
建てたばかりの家でも早期に点検するのが賢明です。
今の家は床下がカビ易い造りになっているので・・・



カビと腐朽菌で木部が朽ちる床下

カビと腐朽菌で床下が朽ちそうな状況

 

床下は家の基本中の基本。
床下にカビ対策(防カビ工事)は必須です。

それでも、カビ対策とは言えない防カビ工事が横行しているのも
事実です。

このブログを読んで頂いている皆さんの中で「床下のカビが心配」
とお考えなら、ぜひ床下のカビ点検と防カビ工事をご検討下さい。

 

床下の空気環境が良くなってもカビは発生している


山梨県にて床下防カビ工事を行っております。

ここ数日問合せ頂く中で、空気中のカビ胞子の量を測定して
カビ対策を考える的な話をされる方がいます。

個人・法人関係なくです。



空気中のカビ胞子の測定はエアーサンプラーと言う機器を使用します。
カビの種類を知るためには、同定試験が必要になります。

このいずれも、カビがありますね!こんなカビがありますね!で終わる
のです。しかもバカ高い費用がかかるのを皆さんはご存知でしょうか?

今後どうしたら良いのか?まで書かれていません。


空気中のカビ胞子の量が減ったのに、カビが大量発生しているケース
は少なくありません。
カビが発生していても浮遊する量が少なければ良いのです。
それは本当に意味の測定では無いと言えるでしょう。


カビ対策もそうです。
長年結露で変形した石膏ボードやカビが深くまで繁殖している
状況の石膏ボードなら交換するのが筋です。
交換する時に防カビ工事を行うのです。

石膏ボードの中でも水に強いと言われる耐水ボードなどでもカビは
しっかりと繁殖します。
結露対策で良く採用している「エコカ〇ッ〇」と言われる焼成パネル
にもカビが発生します。

お客様の中には、カビ対策と結露対策の意味が理解してもらえない
こともしばしばあります。



先程書いたように機器の数字の良し悪しで判断するのは良くないと
言い切れるでしょう。あくまでも目安として考えて頂ければと思う次第
です。


まとまらないブログになりましたが、明後日まで山梨県にいます。




 

 

【カビを軽視する建築会社】見えない箇所だから防カビは必要


山梨県のビジネスホテルに到着しました。
床下防カビ工事は予想よりも良くなかったのですが
先が見えましたので、今日は上がりました。


ところで、相変わらずカビを軽視する建築会社が多くいます。

自分の管理不行き届きで発生したカビなのに、自社の都合で
自分勝手に対応するので本当に困ります。

床下
建築中の木材や合板
屋根下地である野地板(合板)


などにカビが発生していても適当に処理して済ますのです。


もし、建築中の家に、リフォーム中の家にカビが発生
しているのを発見した時は、工事を止めて防カビ工事
を含めたカビ対策をしましょう。


建築会社の中には工事を止めるのはダメと話を聞かないケースも
あるように聞いています。


先日の千葉県内の防カビ工事現場もそうでした。

土台が腐っているのに、工事を進めるリフォーム会社にはさすがに
呆れました。

本当に自分勝手なのが建築会社やリフォーム会社だったりします。
皆さんも建築の知識を持ちましょう。
その上で質問攻めすれば良いのです。
施主様は納得する、建築会社は勉強になる・・・です。


建築中の新居にカビが発生したら、プレモの
防カビ工事をぜひご検討下さい。


埼玉県・東京都・神奈川県を中心に関東一円に
対応しています。

漏水事故後と戸建床下のカビが多い1年になりました


2016年は漏水事故後と戸建床下防カビ工事が多い1年となりました。
今年もあと76日で大晦日がやって来ます。
早いと感じるのは私だけでしょうか?


漏水事故は、ここに来てマンションが増えて続けています。
戸建床下は、新築・築年数が経過した家関係なく発生しています。

漏水事故後も床下も、乾燥と防カビ工事は必須です。
但し、間違った防カビ工事をすれば効果無く超短期間でカビ再発する
ので注意が必要です。



戸建床下漏水事故後のカビ

戸建床下漏水事故後のカビ


時間の経過した床下のカビ、湿度が高く空気が動き難い床下のカビ
には、かなり手を焼きました。


防カビ工事と言っても噴霧して終わりではありません。
奥が深いのです。


明日から、山梨県内にて床下防カビ工事を行いますが、5日間ほど
かかる㎡数の広い現場です。

今年1番の床下防カビ工事になると思いますが頑張りたいと思います。


皆さんのお住いの床下のカビが気になるなら、防カビ工事をご検討下さい。

 

【床下が低い家のカビ】湿気が多く腐朽菌が繁殖


床下が低く潜れない&湿度が高い家があります。
これは築年数の経過した家が多いのですが、今では新築の家も実に
多く家が長く持つのか?大いに疑問だったりします。


床下が低い家はどうするのか?
床下のカビ対策は? 湿気対策は?

床下が低い家の場合は、正直床を解体して造り直すのが一番だと
思っています。
造り直す時に、2日~3日時間を頂き防カビ工事するのです。
湿気対策もし易いでしょう。


床下に潜れない家は、土台を含め木部が腐朽菌で
腐っていることがあります。



腐朽菌とカビで床下木部が腐っている

床下が低く湿気が多く腐朽菌とカビで木部が腐っている状況


木部は腐朽菌でスカスカ状態になっています。(土台が落ちて来ることも)
これを調べるには、現在の状況を一度リセットしなければいけません。
それには、床を解体するのが一番です。


床下が低い家は、今の家をあと何年保ちたいのか?を真剣に考える
必要があるでしょう。


あまりにも酷くならないうちにご検討下さい。

 

【基礎内断熱工法】湿気の逃げ難い床下のカビ


床下の湿気が逃げ難い基礎内断熱工法は非常に
カビが発生し易い
ことを知って下さい。

湿気が逃げ難いから、建築中の新居床下に雨水が流入
したり、漏水事故が発生したら目も当てられない悲惨な状況
になるでしょう。



湿気が逃げ難い基礎内断熱に発生するカビ
湿気が逃げ難い基礎内断熱に発生するカビ


湿気対策・カビ対策として一番早いのが床を
解体することです。


それが本当に一番早い。


その上で、乾燥を十分に行った上でフローリング下に
貼る構造材などに防カビ処理するのが妥当でしょう。



上記のようなカビが構造材に発生した場合、再発力が激しいカビ
ですので、防カビ工事も注意しないといけません。
正直、防カビ工事のレベルを高めないと対応出来ないことも
あるのです。

湿気の逃げ難い床下基礎内断熱工法にはお気を
つけ下さい。

【クロス壁紙のカビ】マンション寝室や子供部屋のカビが酷い時


マンションの寝室や子供部屋のクロス壁紙のカビが酷い時には
早めの防カビ工事が必要です。

当たり前の話なのですが、お金がかかることなので思い切った
行動に移せない方が多くいます。



マンションクロス壁紙のカビ

マンションクロス壁紙のカビ


写真のように酷くなる前に手を打ちましょう。
ここまで酷くなると、防カビ工事も厄介です。


カビが発生する箇所の多くは濡れ続けています。
結露が大きな原因になるのですが、結露を止めるのに
珪藻土やエコカ〇ッ〇などを利用してもなかなか止まるものでは
ありません。(そこが厄介な点です)


リフォーム会社などは、自信を持って勧めるのですが、勧める
建材がカビることを知りません。


壁天井が濡れるということは、温度差が生じていることになるので
断熱工事をまず考えないといけません。

その上で、解体した場所や復旧時に防カビ工事が絡むのがいいと
思っていますが、現実にはお金がかかる工事になるので、そこまで
出来ないのが正直なところです。


最低でも、防カビ工事が必須。
次に何をするのか? 
部分的にクロス壁紙下地を解体して交換するとか・・・の配慮は
必要になるかも知れません。

他にも考えることはありますが、まずは重い腰を上げてカビ被害
から身を守ることをするべきだと思っています。



朝晩と日中の寒暖差が激しくなって来てますので、結露の時期も
そう遠くないうちにやって来るでしょう。

マンションにお住いの皆さんは、結露対策・カビ対策は万全ですか?
カビが心配なら、ぜひプレモの防カビ工事をぜひ
ご検討下さい。



 

【チップ配合クロス壁紙のカビ】剥がせないカビ色素も除去出来ない


チップ配合クロス壁紙を推奨しているリフォーム会社や
建築会社があります。

商品名は書けませんが、以前私もこれらの製品で困ったことが
ありました。

理由は、下地からのカビ色素が取れないことです。



自然派クロス壁紙はカビ色素が取れない

チップ配合クロス壁紙の下地からのカビ色素は取れない


困ったことに、チップ配合クロス壁紙は剥がせないのです。

分かりやすく書くと、再生紙になるので、紙クロス壁紙と同様に
剥がせません。


既存のクロス壁紙の上から新しいクロス壁紙を張る
しかありません。


ところが、クロス壁紙下地からカビが発生してしまうと始末が悪い。
最悪は、下地となる石膏ボードごと交換する羽目になります。


だからと言う訳ではありませんが、チップ配合クロス壁紙と自然塗料は
あまりお勧め出来ないことがあります。



皆さんも十分お気をつけ下さい。